その後、東屋(庭園内の建屋)に移動した板垣は、松戸市の本郷谷健次市長と齊藤名誉館長とともに鼎談を行った。大河ドラマの出演が決定したときの気持ちについて尋ねられた板垣は、「初めて出演した『花燃ゆ(2015年放送)』のときは、まだ大河ドラマに出演することの重さをわかっていなかった。19歳でまた大河ドラマに出演し、歴史を生きてきた人々、日本を作ってきた人々を自分が演じることの責任を感じています」と語った。
また、齊藤名誉館長から所作の美しさや気迫の込め方など、「人から聞いた情報だけでなく、自分がどう感じたかを通して演じているのがすごい」と絶賛された場面では、笑顔を浮かべていた。
最後に、「織田信長など有名な人物は、これまで多くの方々が演じられていますが、徳川昭武はそうではありません。そういう意味で、昭武のイメージをつくる最初の俳優という責任を感じています」と、昭武として演じることの重みについて語った。また、「昭武として大河ドラマを経験させてもらえたことは、今後の俳優人生の自信につながると思います」と述べた。
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