――桃井さんにとって、天海さんはどんな女優さんですか。
桃井:あのね。
天海:(聞き耳を立てる)
桃井:すっごい好き。
天海:(胸に手を当てて大喜びをする)
桃井:桃井かおり史上、いちばんいい女優さんです。
天海:大きく書いておいてください(笑)。
桃井:大きく書いておいてね(笑)。とにかく人柄は最高。真壁を見ていると、娘、今からでも生んで宝塚に入れようかと思うぐらい、やっぱり素晴らしいわけよ。座長としての仕切りから気遣いから見事なものなの。
天海:ありがとうございます。
桃井:それとね、驚くというのも失礼なんだけど、知力がものすごく高い方なのよ。台本の内容に関してこれだけしゃべれる女子に会ったのは初めて。だからすごく楽しかった。それに、ほら、兄貴みたいなところもあって、人間として支えてくれるわけ。もうすっかりほれてしまって、昨日交際を申し込んだんですよ。
天海:交際を申し込まれて、私は交際期間が面倒くさかったんで、すぐ結婚してくださいとお答えしました(笑)。
桃井:あはは。今、相思相愛なの(笑)。
――では天海さんにとって、桃井さんはどんな女優さんですか。
桃井:褒めて褒めて(笑)。
天海:他の人が持ち得ない雰囲気を持っていらっしゃるじゃないですか。それがご本人の中から出てくるものなのか、積み重ねてきたものなのか分からないですけど、とても手の届かない魅力を持った方。無邪気で、幼い少女のようで。それでいてものすごく成熟した女性で。いろんな面を持っているんですよね。だから一緒にいて飽きない。一緒にいて飽きないということは、画面を通してでも飽きないんですよ。これが、桃井かおりさんの魅力のひとつだなと。
桃井:真壁、暮らしてもなかなかいいよ。
天海:そう思う。だから結婚してください(笑)。
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