7月11日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、「快適!安全!断熱リノベーション」を放送する。断熱技術を用いたリノベーションで古い建物に新たな命を吹き込もうと努力する鹿児島の会社「株式会社大城」のリノベーション事業部「リノベっが」の取り組みを追ったドキュメンタリー。MBC南日本放送製作。
鹿児島の建築・リノベーション会社「大城」の代表取締役社長を務める大城仁さん(43歳)は、リノベーションで古い建物に新たな命を吹き込み、長く住める環境を提案したいと、南国の鹿児島で断熱リノベーションに取り組んでいる。
「リノベっが」とは、「一緒にリノベーションしようよ!」を鹿児島弁で言った「リノベーションすっが!」を省略したもの。「リフォーム・リノベーション工事を通じて、顧客の暮らし方をリノベーションし、住み方・暮らし方を変える」という考えを基本コンセプトに、頼まれたリノベーションをするのではなく、お客様と一緒になってリノベーションを行うという意思をもって事業に取り組んでいる。
実は鹿児島は、冬の最低気温が本州並みに低い。だが、南国というイメージのせいか、寒さに弱い住宅が多く、冬季死亡増加率は全国6位と高い。急激な温度差で生じるヒートショックによる死亡率が高いのだ。
会社が現在取り組んでいるのは、築30年の住宅のリノベーション。母を亡くした父のもとに娘一家が移り住む予定だ。「今まで住み暮らしてきた大切な家を、未来へ住み継ぐ家にしたい」と大城さんは話す。
大城さんは、建物を解体せずにレールに乗せ、そのままの状態で移動する曳家で名高い「株式会社大城」の3代目。愛着のある家を壊さずに住み続ける家にすることが、大城さんのリノベーションの原点だ。
安全で快適な暮らし、そして電気使用量も抑えるエコな取り組みが評価され、全国のリノベーションのコンテストで最優秀作品にノミネートされ、2019年は総合グランプリに輝いた。
空き家問題、高齢化問題、環境問題を解決する断熱リノベーションを世の中のスタンダードにしたいと語る、大城社長の取り組みを追う。
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