乃木坂46の17thシングル「インフルエンサー」が3月22日(水)にリリースされる。11thシングル「命は美しい」のダンス難易度が高いことは知られていたが、「今回のダンスが一番難しい」とメンバーは口をそろえている。3月22日(水)発売の「週刊ザテレビジョン13号」では、秋元真夏、井上小百合、新内眞衣にその真相を直撃すると共に、メンバーにとっての“インフルエンサーは誰なのか?”を聞いてみた。
●17枚目シングルは乃木坂46の新しい表現!
新内「初めて聴いた時に“攻めている曲”だなと思いました。振り付けの先生たちが踊っているダンス動画も見たんですけど、私たちにこれができるんだろうか?って不安になったりもしましたね。先生からは『新しい乃木坂を見せるために、最初から完成されたもの、インパクトが強いものを見せよう』と言われ、やるしかないっ!って覚悟を決めたんです。曲調、ダンスともども今までとは違うので、新しい乃木坂46をお見せできればと思います」
井上「今までもいろいろなお仕事をやらせていただいてきましたけど、その中でもパフォーマンスとしては本当に一番難しいと思います。最近はメンバーそれぞれのソロ仕事が増えてきています。特に2月は『5th YEAR BIRTHDAY LIVE』もあったから、個人の仕事、ライブリハーサル、新曲のMV撮影を同時にこなしました。できあがったMVがとてもカッコよかったのでうれしかったですね。乃木坂って改めてすごい!って思いました(笑)」
秋元「過去最高の難易度のダンスがポイントのカッコいい曲なのに、よりによって、『ダンスが苦手』って公言してきた私が初めてフロント(ダンスのフォーメンションで最前列)に立たせていただくことになりました。このポジションをいただいたからには乃木坂を背負っているという気持ちを忘れずに、逆にダンスが苦手だということはいったん忘れて(笑)新曲の制作に臨みました。そんな風に私個人としての思いも強いんですけど、MVをご覧いただければわかる通りみんなで団結しないと見せられないパフォーマンスに仕上がったと思います」
●それぞれにとっての“インフルエンサー”(=影響を与える人)は?
新内「影響を受けたのは、去年グループを卒業したまいまい(深川麻衣)です。2期生の私にとっては、1期生の中で一番最初に仲良くなった人だったし、年齢も近かったので親しみやすくて。もちろん、彼女の人柄というのが一番大きかったんですけどね。今は私が最年長メンバーですけど、去年まではまいまいがそのポジションにいました。『最年長だけど、ぐいぐい引っ張れるタイプじゃない』ということで悩んだこともあったそうです。私も同じタイプなので、いろんなことを学ばせてもらいました。新内眞衣は“まいまいの背中を見て育った”と言っても過言ではありません(笑)。今でもたまに会っていろんな話をしますが、やっぱり大きな存在ですし目標にしている人でもあります」
井上「私は伊藤万理華! 2014年に行われた『アンダーライブ 2ndシーズン』の時に、私は足をケガしてしまいました。自宅療養中は氷水で足を冷やしながら『お客さんやメンバー、スタッフさんに迷惑を掛けてしまった…』『仕事に穴をあけてしまった…』って毎日のように自己嫌悪におちいっていました。そんな時に万理華が、『あなたがいないと始まらないから、早く治して来て!』ってメールをくれたんです。それを読んだらうれしくて涙があふれてきました。その後、ステージに立った日のことは忘れられません。プライベートでも仲がいいんですけど、いつもはふざけ合っているような関係です。あのメールの一文はいい意味で衝撃的だったし、その後の私に強く影響を与えました」
秋元「いくちゃん(生田絵梨花)とはずいぶん前から一緒にカフェに行こう!っていう約束をしていました。ご飯なんかもしょっちゅう誘ってくれるんですけど、なかなかタイミングが合わなくていつも断ってしまっていたんです。でも、最近ようやく一緒に食事に行くことができました。カフェではなかったし、2人きりでもなかったんですけどね。それでも実現できたのは、いくちゃんがマネージャーさんに『秋元真夏は明日何時に仕事が終わりますか?』って私のスケジュールを抑えたんです(笑)。普通なら、『もしその日に真夏が他の予定を入れてたらどうしよう?』とか思いますよね。でも、彼女はそんなことは気にせずに計画を進めました(笑)。いや気にしてくれたとは思うんですけど、目標達成に向かうエネルギーがすごいんです。いくちゃんの場合、“人に影響を与える”というより、“人を巻き込む”という表現のほうが合っているかもしれません。その能力の高さは本当に尊敬しています。ただ、“二人だけでカフェに行く”っていう約束はまだ実現していないので、『いつ実現するつもり!?』って怒られてますけど(笑)」
「週刊ザテレビジョン13号」では、秋元、井上、新内の中で「誰が一番の“インフルエンサー”か?」を決定する企画も掲載している。
取材・文=大小田真
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