7月8日スタートの天海祐希主演ドラマ「緊急取調室 第4シリーズ」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回は夜9:00-10:04の10分拡大)に、初回ゲストとして桃井かおりが出演する。桃井は、50年前に人民の連帯を訴えた“7分間の演説”が伝説となり、「黒い女神」と呼ばれた活動家・大國塔子を演じる。
同ドラマは、天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマ。
最新作となる第4シリーズでは、“部署の消滅まで残り100日”というタイムリミットを課せられたキントリチームが、これまで以上に揺るぎない正義感をたぎらせながら、一筋縄ではいかない被疑者たちの“裏の顔”を丸裸にしていく。
2年ぶりに再始動した「緊急取調室」に襲い掛かるのはハイジャック事件。伝説の活動家・大國塔子(桃井)がCAを人質に取り、機内に立てこもる。同機に偶然搭乗していた有希子は、事態を収束させるため塔子に立ち向かうが、図らずも死者を出してしまう。
このシーンは、実は天海と桃井の共演初日に撮られたもの。ぶつかり合う有希子と塔子の気迫、人の命がかかった緊迫の時間に加え、機内という狭い空間でのアクションも交錯する予断を許さないシーンだったが、天海と桃井は同作が初共演とは思えないほど阿吽(あうん)の呼吸を見せた。
天海は「機内では動ける範囲も制限されているため、桃井さんから投げかけられた実際の動きに関する疑問をもとに、監督も交えてアイデアを出し合いました。私からは天海祐希個人の意見、さらに真壁有希子の視点での意見を述べさせていただいたのですが、桃井さんがすごく面白がってくださって。『それいいね、採用!』と、おっしゃってくれたんです。アイデアや意見を言いやすい環境を桃井さんが作ってくださったことに、とても感謝しています」と、充実した表情で振り返った。
また、桃井の体を張ったアクションに、天海は「なんて幸せな景色なんだろう!」と感動し、二人は素晴らしいコンビネーションを発揮していたという。
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