――コロナ禍を通して、サウナーに変化はありましたか?
ディスタンスを取るようになりましたし、中で話さなくなりました。「ここから一人もコロナを出さないぞ」というような結託がサウナーの中で生まれています。
――原田さんご自身は、近年のサウナブームをどのように感じていますか?
本当に(人が)増えましたね! 時間帯によっては並ばないとサウナに入れないし、外気浴スペースの椅子に座れないこともあります。だから、空いている時間帯に行くようになりました。
――少し寂しいという感じですか?
自由度は減りましたね。
実は10年前くらいに行きつけのサウナが潰れていったときがあったんですよ。あの時はすごく怖くて、サウナがなくなるんじゃないかと思いました。でも、サウナ施設がどんどん潰れてヤバい!と思った時期に比べると、今は人が増えてうれしいのかもしれません。
――サウナーになってよかったなと思うことはありますか?
本当に気持ちがいいから、知れてよかったと思います。20代くらいまではサウナって気持ちがいいけど、身体に悪いのではないかと思っていました。でも、やめられなくて…。でも、最近身体にいいことだと知って、すごくほっとしました(笑)。
――最後に、サウナーの中で尊敬している人はいますか?
原作者のタナカカツキさんかな。タナカさんと話していると、サウナに入りたくなるんですよ。本当にサウナーであることが誇らしくなります。
一緒にサウナ施設へ行ったことはないんですけど、撮影で一緒に入ったり、イベントで入ったことはあるんです。その時に、ブッタがサウナに入っていたとか歴史を教えてくださったり、国によってサウナの入り方が違うとか、いろんなことに詳しくて。すごく尊敬しています。
今や当たり前になった新しい日常に慣れ始めたナカタアツロウ(原田)、偶然さん(三宅弘城)、イケメン蒸し男(磯村勇斗)は自粛していたサウナ生活を再開し、久しぶりにホームサウナである上野の「サウナ北欧」に集まっていた。
レストランで他愛もない話をしていると、ナカタはある理由で意地を張り今まで行っていなかったサウナ施設へ訪れたと話す。そこはアスリートがよく集まり、都内なのにフィンランドのサウナ小屋に出会えた気分になる施設と語る。
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