また、一般公募から決定した名称“サキホコレ”がエールに感じたというデザイナーの原の言葉に、壇蜜も「エールは自分にも他人にも絶対に必要なものだと思います」と同意。
「自分自身も咲き誇れているだろうか、誰かにエールを送れているだろうかと、自問自答できるようなイベントになっています。このタイトルに、暮らしや生き方を見直さなきゃなと感じました」と改めて自身について省みる姿も見られた。
イベント後半では、「新宿割烹中嶋」のオーナーがお米に合う料理を持参。秋田県から取り寄せた食材で調理したという味噌汁や漬物が用意され、壇蜜が“サキホコレ”を試食。
「お米の弾力がすごくて思った以上にモチモチしています。噛んでいると奥歯が嬉しくなります。奥歯が嬉しい“サキホコレ”ですね(笑)。お米だけで食べてもおいしくて、料理と頂いてもおいしくて、迷うので“(日本)昔話”くらいにご飯を盛らないと」と独自の表現でおいしさをアピール。
さらに、余談と前置きしたうえで品種を示す「秋系821」にも触れ、「821は(語呂合わせが)ハニーで私も蜜なので、深い縁を感じたり…感じなかったり…感じたりして、とても嬉しいです(笑)」と笑いを添えて会見を締めくくった。
取材・文=原千夏