蒼井翔太「ボーカルではちょっとガーリーに聞こえる歌い方を追求したところも」<インタビュー>

蒼井翔太にインタビューを行った 撮影=玉井美世子

近年はさまざまなTV音楽番組への出演によって、シンガーとしての認知を高めている蒼井翔太。2021年3月にはピアニストと2人だけでのパフォーマンスによる生配信ライブ「蒼井翔太 ONLINE LIVE at 日本武道館 うたいびと」も開催され、自身の中にある歌への思いは今まで以上に、より強く深いものになっているようだ。

今回はそんな彼に、ニューシングル「give me ・ me」収録曲への思いなどをたっぷりと語ってもらった。

プロ意識を高めて、今後も表現の幅を広げていきたい


――最近の蒼井さんの活動に、周囲からの反応はありましたか?

いろんなメディアに出させてもらったことで、思いもかけない方々から反響を頂くことが最近は多くて。日本のみならず海外の皆さまの元にも蒼井翔太の音楽が届いていることを強く感じるようになりました。だからこそ、プロ意識を高めて、今後も表現の幅を広げていきたいと思っています。

――ニューシングル「give me ・ me」は、蒼井さんが声優として出演するTVアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」(TBS系)のエンディングテーマとなっていますが、また新たなトライが詰め込まれているのでしょうか。

アニメ作品に寄り添いつつも、僕の大好きな女の子アイドルグループっぽい要素を盛り込んでもらうなど、今やりたいことを思いきりやらせていただきましたね。フックでは耳なじみのいいタイトルフレーズを繰り返すことで、キャッチーでラブリー、なおかつかっこ良さもしっかり感じてもらえる仕上がりになったと思います。蒼井翔太初のアイドル風の楽曲でもあるので、ボーカルではちょっとガーリーに聞こえる歌い方を追求したところもあって。これまでカラオケでアイドルソングを歌い続けてきたことで体に染み付いた歌い方を発揮できましたね(笑)。

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