二階堂ふみ「翔んで埼玉」百美は「やるならどっぷり漬かる方がいい」と自ら男性役を提案<初耳学>

2021/07/11 22:46 配信

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「日曜日の初耳学」に二階堂ふみが出演した(C)MBS

7月11日放送の「日曜日の初耳学」(毎週日曜夜10:00-10:54、MBS/TBS系)に、女優の二階堂ふみが出演。林修のインタビューに答え、「吐きそうなくらい緊張した」という2020年の「第71回NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか)紅組司会についてや、ヒット映画「翔んで埼玉」(2019年)の裏話などについて語った。

「紅白歌合戦」でパンツスーツを選んだ理由


小学6年生の終わりから本格的に芸能活動を始めた二階堂。大河ドラマ「平清盛」(2012年)や「軍師官兵衛」(2014年)、「西郷どん」(2018年)、連続テレビ小説「エール」(2020年、いずれもNHK総合ほか)など話題作に出演してきた。

そして2020年末には、「NHK紅白歌合戦」で紅組司会に抜てき。放送当日は、二階堂のシンプルなパンツスーツ姿も話題になった。

林先生が「今までの紅組司会者はドレスの印象が強いですが、(パンツスーツは)ご自身のチョイスですか?」と尋ねると、「そうですね。女性はドレスを着なきゃいけないとか、そういうことでもないよなと。その時に自分が一番自信を持った状態でいられる服を着るのがいいなと思っていたので」と、スタイリングに込めた思いを明かした。

実はその時、「アンチレイシズム(反人種差別)」と刻まれた指輪も身につけていた。「これからは、“女性だから”とか“男性だから”とかではなく、みんなそれぞれが違うっていうのが当たり前になるといいなぁと」とも語った。

「これは男性役でやった方が面白いのでは」


主演映画「翔んで埼玉」で演じた美少年・壇ノ浦百美は、初めての“男性役”。二階堂はこの作品で、「第43回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を獲得した。

魔夜峰央による原作コミックでは、百美は少年、つまり男性として描かれている。だが、オファーの時点で百美は女性役に変更されていた。

林先生からそのことを聞かれた二階堂は「そうですね。原作を読んでいたので、これは男性役でやった方が面白いのでは、とお話ししたら、『じゃあ男性役にしましょう』となって」と、百美を男性として演じることになった経緯を説明。「やるなら中途半端にやるよりは、その世界感にどっぷり漬かれる方がいいと思っていたので」と振り返った。