悩める後輩にうんちくある言葉を送る特別企画「いいから話聞いてやるよ」。今回は、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで幅広い世代から支持される大竹まことに相談を持ち掛けたのは、同じ事務所の後輩でお笑いコンビ、ザ・ギース。40代に入り、家庭や仕事、コンビのこれからに悩みが出てきたという二人に、人生の酸いも甘いもかみ分けてきた大竹がかける言葉とは――
尾関高文「僕らは事務所の後輩として、大竹さんにお世話になりっぱなしですよね。この間もコートを頂いて…おしゃれすぎて僕には全く似合わなかったんですけど(笑)。いつも面倒みてもらってすみません!」
高佐一慈「大竹さんは、余裕のある男というイメージ。『俺は自分の好きなことをやるんだ』という感じで、若いときと同じようにタバコを吸っているのも渋いし、スタイルを変えないというのがカッコいいです!」
大竹まこと「うちの事務所は少数精鋭だから、二人のことは気に掛けているよ。今日はさらに相談があるんでしょ?」
尾関「そうなんです。僕は子供のことなんですけど。最近、小6の長女に突然の反抗期がやってきたんです。この間も、ちょっと強く言いすぎてしまったら『お前がやれって言ったんだろ!』と言い返されて。もうどうしたらいいんだろうと」
大竹「謝る。言いすぎたなら、まずは『ごめん』って謝るしかないよ。でも、子供は親の背中を見て育っていくから、その時々で『どうしよう』と驚いたり、悩んだりしないで、もっとトータルでいい親父になれるようにした方がいい。尾関は、“いい親父”を演じる必要があるかもしれないけど(笑)」
尾関「いや、演じなくても大丈夫なつもりですよ!?」
高佐「子は親を映す鏡ってことですよね。深いなぁ」
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