<SKE48>夏のZeppツアーが開幕 マニアックな勘違い(?)から起きた舞台裏エピソードも

2021/07/12 06:00 配信

アイドル

「SKE48 Zepp TOUR 2021」が札幌からスタート (C)2021 Zest, Inc.

7月11日にSKE48の全国Zeppツアーがスタート。初日はチームE(※)が札幌で昼夜2公演、各27曲の熱いステージを繰り広げた。

1曲目は、名古屋のSKE48劇場で行っている「SKEフェスティバル」公演の1曲目と同じ「重力シンパシー」。さらに「1!2!3!4! ヨロシク!」「キスだって左利き」「ソーユートコあるよね?」と続け、メンバーもテンションをより高めていく。

その後は“夏曲メドレー”として「夏よ、急げ!」「ごめんね、SUMMER」など7曲をパフォーマンス。“夏曲メドレー”は今後のチームS、チームKIIの公演でも、チームEとは異なった演出で行われるという。

また、現在SKE48劇場の公演では、新型コロナウイルス感染対策の一環として出演人数も曲数も平時より減らして行われているためユニット曲が披露されていないが、今回のZeppツアーではユニット曲が見られるブロックも。

昼公演では、井田玲音名熊崎晴香斉藤真木子菅原茉椰が「涙の表面張力」でキレキレのダンスを見せると、「純情主義」(相川暖花須田亜香里福士奈央)では福士がダイナミックなパフォーマンスで存在感を発揮した。

一方、夜公演はこのユニットブロックの構成がガラリと変更に。「アボガドじゃね~し…」を“くまっきぃ”こと鎌田菜月&熊崎、劇場公演でもおなじみの「1994年の雷鳴」を井田、菅原、須田、谷真理佳、福士が披露した。

直後のMCでは鎌田が、リハーサルでスタッフが「アボガドじゃね~し…」を「となりのバナナ」と勘違いしてしきりに新聞紙を小道具に持たせようとしてきたという、濃いファンにしか伝わらないような、マニアックな舞台裏エピソードを明かす一幕も。

さらに、札幌名物のスープカレーにちなんで披露された「青春カレーライス」では、曲の途中で選ばれたメンバー3人がステージ上でスープカレーを試食する演出が。だが、運ばれてきた3つのスープカレーの内1つは激辛。3人の中で誰が激辛スープカレーを食べてしまったかを当てる企画が行われた。

昼公演では、末永桜花鈴木恋奈、福士が挑戦。しかし、一口で福士が分かりやすく目に涙を浮かべてしまい、答えが発表されると水を飲みながら「やり過ぎです」と一言。一方、夜公演では相川、池田楓、高畑結希が挑むと、激辛のスープカレーは相川に。結果発表後、相川は飛び跳ねながら「マジで辛い!」を連呼し、その辛さのあまり曲が再開しても差し出された水を手放せないままパフォーマンスに戻った。

終盤は劇場公演でもおなじみの「キンモクセイ」を歌うと、客席もペンライトをオレンジにしてこれに呼応。そして、アンコールでは「恋を語る詩人になれなくて」「無意識の色」の2曲を披露し、最後まで振りのそろった、チームEらしい全力パフォーマンスでツアー初日を締めくくった。

SKE48 Zepp TOUR 2021」は今後、7月17日(土)に東京(チームKII)、7月25日(日)に大阪(チームS)、8月1日(日)に福岡(チームKII)、8月11日(水)と21日(土)に名古屋(チームS、チームE)で開催。ニコニコチャンネル「SKE48非公式ちゃんねる」での生配信も行われる。


※田辺美月、深井ねがいは不参加