また、番組内では「激フツ声優さんを連れてきた。」も行い、平均輔(30歳)という架空の声優の、あくまで“普通”な人生を作っていく。声優のあるあるな趣味や特技などを語りながら、ありそうな人生を想像していく。
まずは、声優によくある趣味から探っていくことになり、「やっぱり仕事も兼ねて、映画鑑賞とかじゃない?」と提案した浪川に、石川が「最近の人はカラオケなんですよ。歌仕事増えているんで」と反論する。浪川は、「すごく今、歳の差、感じちゃった」と年代のギャップに嘆く。
ただ、“仕事につながるもの”という部分では、同意見だったことから浪川も「そうなんだ〜」「YouTubeとかで、歌ってみたとかね」と納得する。最近、アーティストの声優も多く、仕事に生かせる、あるあるな趣味として「カラオケ」を設定する。
さらに声優になったきっかけについても考察し、「僕くらいの年齢だと、『涼宮ハルヒの憂鬱』を見てとか、ひとつ下で女の子だと『けいおん』を見て、とかが多いんですよね」と、あるあるを語る石川だが、「ひとつ上の人のが、わかんないんですよ!」「ひとつ上のアニメだとなんだ?」と架空の声優として設定している平均輔が、30歳であることにこだわり悩んでいるところに、浪川が「声がほめられてとか」「いい声だねって、よく言われてとかは?」と提案する。
すると石川は「確かに、俺もそうだったもんな〜」とさらっと明かす。「びっくりするくらいの発言したじゃん」と驚く浪川へ、「演劇部で、中学のとき“石川、声いいじゃん!”って言われたのをきっかけに、声優、目指しましたもん。アニメ好きだしって」と声優になったきっかけを語る。
人生年表を作る際には、「10代でデビュー成功!初仕事は主演…あ、これ俺のだ」「自分のこと、書くんじゃないですもんね」とおちゃらける石川に、浪川が「だいぶ、自ら汚れにいくようになったな」と爆笑する。あくまで売れすぎない、“激フツ”な声優像を探らなければいけない危険な企画に「こうでもしないと、角が立つんじゃーー!」となげく石川だったが、その後もふたりで、「10代デビューはめずらしいですよ」「最初は、モブ的なところからね」「レギュラー1本じゃ、正直、食べられないじゃん?」と赤裸々に声優界の裏側も語りながら、「10代は、養成所で猛特訓」「20代に、事務所に所属してオーディション振ってもらったり、仕事が入ってきたりする」「30代で、月にレギュラー2本、単発5本」とリアルにありそうな声優の人生を真剣に考えていった。
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