凄みのあるSEで登場したlolの5人は、そのまま「lightning」をオープナーとして観客に届ける。ディープなムード漂うサウンドを次々と物にしていくクールかつセンシュアルなダンスとボーカルは、たちまち会場中の耳目を引いた。女性メンバーがメインを張るポップナンバー「bye bye」では主にラップを担当するhonokaもボーカルを取り、佐藤友祐がラップを担当するシーンもあるなどの遊び心も満載。
メンバー全員が高い歌唱力を持ち合わせてることで、楽曲ごとにボーカルのバリエーションをつけられるのも5人の魅力のひとつだ。「今日ここに来ている人たちはライブが大好きだと思うんです。だから僕らも今日はぶっ倒れる寸前まで、ボイメンに負けないくらい全力で頑張ります!」という佐藤の宣言から「ice cream」。彼がクラップの仕草をすると、客席からたちまちクラップが巻き起こる。
清涼感とエモーショナルの交錯で会場を巻き込んだあと、サンセットタイムにぴったりのミドルチューン「like that!!」で観客の心をくすぐり、続いての「trigger」ではサビでBOYS AND MENの面々がバックダンサーとして登場。異なる個性を持つ2組が交わることで、たくましくもユーモラスなパフォーマンスが実現した。
ライブで初披露となった6月2日にリリースしたばかりのピュアなサマーチューン「sun kissed love」から「perfect summer」とつなげ夏のムードを高めていくと、「簡単な振り付けがあるので、ぜひ一緒に踊ってください!」と呼びかけて「nanana」でフィニッシュ。客席に向けて手を振ったり、コミュニケーションを取りながら同曲を届け、夕暮れをハッピーな空気感で染め上げた。
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