阿部寛が、2022年1月スタートのTBS日曜劇場「DCU」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)で主演を務めることが発表された。同ドラマは、TBSとケシェット・インターナショナル社、ファセット4メディア社の共同制作によるオリジナル作品となっており、阿部は水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」の隊長・新名正義を演じる。「新参者」、「下町ロケット」、「ドラゴン桜」などTBS日曜劇場で数々のドラマで主演を務めてきた阿部が“水中”という新たな舞台の扉を開く。
同ドラマは、海上保安庁に新設された「DCU(Deep Crime Unit)」の個性豊かなメンバーたちの人間ドラマを中心に描きながら、さまざまな水中事件や救助、外部からの侵入対策など難事件に立ち向かい、「水中」にある謎や事件を解明していく“ウォーターミステリー”。
架空の組織「DCU」は Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく、警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し、水中未解決事件を解決すること。
阿部が演じる新名は、ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない男。「海を汚されること」と「真実が解明されないこと」は許せない。そんな新名は「DCU」のメンバーたちと一緒に水中に潜り、様々な難事件を解き、その裏に潜む悪に立ち向かっていく。
なお、撮影は海上保安庁全面協力のもとで行われ、実際の巡視船や防災基地などでの撮影も予定されている。阿部をはじめとするダイバー役の出演者たちは、海上保安庁に所属する本物のダイバーから指導を受けながら撮影に臨む。
同ドラマはTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社の共同制作によるオリジナル作品。ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作「ホームランド」で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット 12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する世界との太いパイプを持つ総合メディア会社だ。
代表作「ホームランド」は「24-TWENTY FOUR-」シリーズを手掛けて世界に名を馳せたスタッフが再集結して制作したドラマで、2012年のエミー賞・ゴールデングローブ賞を総なめにした大ヒット作。第8シーズンまで制作され、世界中に広くファンを抱えるサスペンスドラマである。
ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーでありカナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野においているという。
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