――7月22日公開の映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」にも「ゼンカイジャー」メンバーとして出演されています。撮影中、印象に残っていることはありますか?
増子 僕のシーンの直前がかなり過酷だったらしく、僕が入ったらキャストさんやスタッフさんも深刻な顔をしていて。そこに僕が「ヨホホーイ!」と入っていくシーンだったので、とても緊張しました(笑)。元気にやったら現場の皆さんも笑ってくれましたが、言いにくさはありました(笑)。深刻なシーンの直後の「ヨホホイ」なので…。
――それでは、逆にテンションが上がったシーンというのは?
増子 大集合のシーンです。もう、すごいんです! 「死んでもいい!」ってくらい、最高潮でした(笑)。僕のお父さんも、初代の「仮面ライダー」から見ている結構なファンで。その1号2号がそこにいたり、歴代のレッドが全員集合していたり…。しかも彼らが戦っている姿まで見ているので、ある意味、見てはいけないものを見ているというか…(笑)。立入禁止の場所に入り込んでいるみたいな気分でしたね。しっかり味わいました(笑)。
――クールにゾックスを演じながら、テンションは最高潮だったのですね(笑)。
増子 僕、こういうときは「一緒に写真撮りたい!」ってなっちゃうタイプなんです(笑)。ツーカイザーの装備はゴーカイジャーをモチーフにしているのですが、現場でゴーカイレッドと記念写真を撮らせてもらいました。しかも、当時のスーツアクターだった福沢(博文)さんに入ってもらって。もうホンットにテンションが上がりました! かっこいいです!
――増子さんからご覧になった、映画の見どころというのは?
増子 特撮ファンの皆さんはこういう映画を作ってほしいと思っていたんじゃないかな、という映画になっていると思います。何しろ仮面ライダー50周年、スーパー戦隊45作品のアニバーサリーですからね。それにふさわしく歴史を大切にした作品で、そこに「仮面ライダーセイバー」のストーリー性と、「ゼンカイジャー」のユーモアが混ざっていて。僕も映画館で見たい作品です。で、やっぱり鈴木福くんですよね! 福くんの愛情がすごい! 台本を読んで「おおっ!」となりましたし、「福くんだからあれができるんだな」と納得するストーリーだと思います。
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