ラストは岡田の撮影。メガネをかけたキャラクターを演じる岡田は、その中でも一番原作のイメージに近いメガネをチョイスし撮影に臨んだ。女優だけでなくモデルの仕事もこなす岡田は慣れた様子で軽やかにポーズをキメていく。
「こんなに長い期間、眼鏡をかけてやる役は初めて」と言う岡田。撮影された写真が並ぶモニターを見ていたデザイナーが「どれも目ヂカラ強い!」「(写真)選び放題ですよ」と嬉しい悲鳴を上げた。
岡田演じる瑠衣子の衣装についてスタイリストは、「今回、男性陣が多いドラマなので、岡田さんには明るめの衣装を用意した。色と色を組み合わせて楽しい雰囲気にしている。といっても瑠衣子は原色というより優しい色味がイメージ」と語った。
伊野尾演じる高槻の助手という役らしく、岡田は図鑑のような本を持って撮影。スタッフがA4サイズ大の分厚い本を2冊「結構重いですよ」と言いながら手渡すと、本を落としそうになるリアクションをした岡田。そんなお茶目な一面を見せたかと思うと、撮影中に「原作を読んで“丑の刻参り”というのを知らなかったので調べた」と語る真面目な一面も。
撮影後に岡田は「原作の小説が面白くて、この世界観に(役として)入れるんだ!と思ったらめちゃくちゃ嬉しくなって“丑の刻参り”や“ワラ人形”といった、わからなかった単語を夢中で調べちゃいました。民俗学って奥が深い!こうやって瑠衣子もどんどん民俗学にハマっていったんだろうな」と役づくりの一端を明かした。
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