声優・伊藤美来、「海咲野くくるは、とにかく真っすぐなところが魅力的で尊敬します」

2021/07/15 17:00 配信

アニメ インタビュー

TVアニメ『白い砂のアクアトープ』第2話のシーン(©projectティンガーラ)

今期注目のTVアニメ『白い砂のアクアトープ』の放送がスタートした。本作は、沖縄県南城市の小さな水族館を舞台に、2人の少女の絆や葛藤、成長の様子を描く“ガール・ミーツ・ガール”の青春群像劇。第1話では、閉館寸前の水族館の館長代理を務める主人公・海咲野くくると、東京で夢を諦め行き場を失っていた少女・宮沢風花が出会うまでの物語が美しく幻想的なアニメーションで展開された。

第1話「熱帯魚、逃げた」のポイントをおさらい


まずは、対照的に描かれる海咲野くくると宮沢風花という2人の少女のキャラクター。くくるは、祖父が営む「がまがま水族館」で館長代理として働く明るい女子高生。対する風花は、容姿端麗の元アイドルで、傷心旅行で訪れた沖縄で偶然「がまがま水族館」に寄り、不思議な体験をする。2人の人となりや抱えているもの、そしてくくるを中心とした沖縄の人たちの相関関係もわかりやすく描かれ、登場人物たちの温かく賑やかな空気感に初回からワクワクさせられた人も多かったことだろう。ストーリーも、のどかな中に躍動感があり、水族館や沖縄の魅力に引き寄せられた風花は、「私が館長です」と自己紹介をするくくるにいきなり「ここで働かせてください」と懇願。風花の真剣な表情にくくるは驚き…という、第2話が気にならずにはいられないシーンで幕を閉じた。

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