「#家族募集します」佐久間P&岩崎Pがキャスト陣の素顔を明かす!「“そうくるか”と思わせてくれる方」【インタビュー後編】

2021/07/20 08:00 配信

ドラマ インタビュー

自由奔放な岸井ゆきの“めいく”にいら立つ仲野太賀“蒼介”(C)TBS

佐久間P「重岡さんの腕に遙灯くんが“ぎゅっ”としてるんです」


――撮影が進んでいく中で子どもたちと遊ぶのが上手だなと感じる方はいらっしゃいますか? また、登場する3つの親子の様子やそれぞれのカラーを教えてください。

岩崎愛奈プロデューサー(以下、岩崎P):重岡さんが最初に子役とのシーンに入ったのですが、予想通り子どもとの接し方が本当にお上手でした。緊張していた(佐藤)遙灯くんの心をあっという間に開いてしまって、さすがだなって思いましたね。

木村さんや岸井さんも子どもと接するのがすごくお上手。太賀さんも子どもたちにすっかり懐かれていて、みんなのお兄ちゃんみたいになっています。皆さんあっという間に子どもたちと仲良くなっていました。

佐久間晃嗣プロデューサー(以下、佐久間P):(仲良くなるまでの)スピードがすごく早かったですね。空き時間も遙灯くんが「パパ!パパ!」と重岡さんの元に駆け寄ったり、カットがかかったら重岡さんの腕に遙灯くんがぎゅっとして寄り添ったり。常に一緒にいますね。

遙灯くんが「ママに会いたい」と涙を流すシーンの撮影があったのですが、重岡さんはカメラが回っていない間もずっと、遙灯くんの隣で寄り添ってあげていたのがすごく印象的でした。涙が止まらなくなってしまった遙灯くんを後ろから抱くように、何も言わずに寄り添っている姿は本当の親子みたいで。二人の間に確かな関係性が築かれているなと感じました。

一方で、木村さん親子はメリハリのある関係という印象があります。雫ちゃん演じる(宮崎)莉里沙ちゃんはすごくおてんばな子で、普段元気いっぱいなんです。でも、木村さんの隣だとお行儀よく話を聞いていて。そうかと思えば、木村さんが他の子どもと遊んでいると嫉妬して泣いちゃったりして…見ていて飽きないので、本当にかわいらしいです。

岩崎P:木村さんは莉里沙ちゃんに対して対等に接している印象があって、それが子どもを人としてきちんと尊重するかっこいいお母さんという雰囲気がありますね。莉里沙ちゃんも木村さんがそうやって接してくれることがうれしい様子で、「ママラブ!」な感じが出ています。木村さんを信頼しているし、大好きなようでよく一緒にいますね。

佐久間P:木村さんが「莉里沙ちゃんに大好きって言ってもらえて本当にうれしかった!」と言っていたので、二人の関係がどんどん深まっていっているなあと思いました。

一方、岸井さんの息子役の(三浦)綺羅くんは8歳なので、子どもたちの中では一番お兄ちゃん。二人が仲良くなるまで時間がかかるかなと思っていました。でも、岸井さんが自らいろいろなことをお話してくださる方なので、どんどん関係性を築いていっているように見受けられます。一緒にゲームしたり、ふざけあったり。親子というよりは友達みたいな関係性に見えますね。

岩崎P:岸井さんが小柄で、子どもたちの中では綺羅くんがちょっと大きいので、二人が並んだ感じもすごくかわいらしい。親子であり相棒感があって他の親子とはまたひと味違う個性が出ていますね。お二人の会話もすごくテンポがいい掛け合いになっていて、お芝居ではないオフのところでも、見ていて心地がよいリズムのあるいい親子だなって思います。