桐谷健太、“名作の舞台化”に自信「このメンバーなら最高傑作になります!」<醉いどれ天使>

2021/07/19 20:25 配信

芸能一般 会見

桐谷健太が主演舞台「醉いどれ天使」の製作発表記者会見に登壇した 撮影:田中亜紀

松永の幼なじみ・ぎん役は佐々木。「ぎんはダンスが好きで、ダンサーに憧れて東京に来るんですけど、戦争で足を悪くしてしまいます。そんな中でも、エネルギッシュに生きていく強い女性なのですてきだなって思いました。心も体も限界寸前の松永に寄り添う役なので、真っすぐに松永を思いながらもたくましく生きていく女性を、頑張って一生懸命演じられたらと思っています」と役への思いを伝えた。

診療所で住み込みで働く美代役の田畑は「楽しみがいっぱいあって…。明治座という劇場に立たせていただくのも初めてですし、三池さんの演出と蓬莱さんの脚本も初めてですし、映画の舞台化作品も初めて。なので、その世界観を楽しめたらなって思います。私自身、お芝居をするのが久々なので、一生懸命皆さんに付いて行って、生きることに貪欲な強い女性を演じたいです」とコメント。

そして、ダンサー・奈々江役の篠田は「自分自身、舞台は久しぶりなので、『できるかな?』という不安のドキドキがありながらも、楽しみでワクワクしています。この時代のことはあまり知らないのですが、戦後の時代を生き抜く女性を私なりに一生懸命演じたいと思っています。コロナ禍での舞台なので、自分自身どうなるか分からないんですけど、千秋楽の最後まで何事もないよう無事に走り抜けたいと思っています」とそれぞれ意気込みを語った。

最後は、主演の桐谷が「名作の舞台化ですが、全く違ったものを見せられると思っています。僕自身めちゃくちゃワクワクしてますし、舞台は本当にナマモノなので、1公演1公演を最初で最後だと感じながら、出し切ります。そして見終わった方が、『ちょっと空の感じ方が変わった』とか『もっと幸せに生きてみよう』とか『もっと楽しく、強く生きてみよう』とか思っていただけるように、毎回エネルギーと波動を惜しみなく出していくので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらうれしいです」と力強くあいさつして締めくくった。

舞台「醉いどれ天使」は、9月3日(金)から20日(月)まで東京・明治座にて、10月1日(金)から11日(月)まで大阪・新歌舞伎座にて上演。


◆取材・文=田中隆信