<ブラック・ウィドウ>2代目が登場?スカーレット・ヨハンソンが物語の“終わり”を宣言

2021/07/20 08:00 配信

映画 独占

映画「ブラック・ウィドウ」でスカーレット・ヨハンソンがブラック・ウィドウの物語の“終わり”を告げた(C)Marvel Studios 2021

7月8日より劇場上映、7月9日よりディズニープラスのプレミアアクセスで公開中の映画「ブラック・ウィドウ」。「アイアンマン2」(2010年公開)から10年以上ブラック・ウィドウを演じてきたスカーレット・ヨハンソンは、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年公開)でのブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)が下した選択について「死は確実なものなの」と彼女の“運命”は変わらないことを明かし、今作でブラック・ウィドウの物語が終わることを告げた。

アベンジャーズの一員として活躍し、生身の人間でありながら、スパイとしての経験と飛び抜けた身体能力で存在感を発揮してきたブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフは、「―エンドゲーム」で自身の命に関する重大な決断を下し、壮絶だった人生に幕を下ろした。
彼女の決断と今後の動向にさまざまな意見が飛び交う中、スカーレット・ヨハンソン「確実なことって少ないと思うけど、それでもブラック・ウィドウの死は確実なものなの。だけど、みなさんはそのことを信じていないし、ブラック・ウィドウは本当に死んだわけじゃない、別のユニバースにまだ存在するかもって私を説得しようとする方もいたわ。でもね、死はまさしく決定的なものなのよ」と明かし、ブラック・ウィドウの物語の“終わり”を示唆した。
しかし、初登場した「アイアンマン2」から今までの物語を振り返ってみると、アベンジャーズになる前は孤独な超一流の暗殺者として戦っていたブラック・ウィドウが、人類を救うため、仲間を助けるために体を張り、人を思いやる心が芽生えるほどに成長している姿が伺える。

今作では、そんなブラック・ウィドウが“なぜアベンジャーズになったのか”という謎に包まれていた物語が明かされる。舞台は、暗殺者になるために“レッドルーム”の過酷な訓練によって育てられた場所・ブダペスト。時系列としては「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年公開)の直後で、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年公開)までの空白の時間に、アベンジャーズと離れたブラック・ウィドウが対峙(たいじ)していた、彼女の“過去”ともうひとつの“家族”、そして彼女が背負い続けてきた暗殺者としての自分と決別するため“偽りの家族”と共に挑む壮絶な戦いが描かれる。

今作に登場するブラック・ウィドウの“妹”エレーナは、原作コミックでナターシャに継ぐ2代目ブラック・ウィドウとして活躍していることもあり、世界中のファンが今後のブラック・ウィドウの動きに注目している。そんなエレーナ役には、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたフローレンス・ピューが抜擢された。

ハリウッドを代表する女優スカーレット・ヨハンソンが演じる“美しき最強のスパイ”ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ。アイアンマンやキャプテン・アメリカらアベンジャーズを「家族」と呼ぶほど大切にし、その一員として戦ってきた彼女が、「―エンドゲーム」で下した決断は世界に大きな衝撃を与えた。
最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と秘密が描かれるスパイ・アクション映画「ブラック・ウィドウ」は、7月8日より劇場で、7月9日よりディズニープラスのプレミアアクセスで公開中。