第1話から第5話までが『TOSHIRO SIDE』。初めから5話まで見続けているが、ハッキリ言って、なぜ明子が敏郎の元を去ったのかまるで分からなかった。それもそのはずで、敏郎にとっても、自分が何をしでかして、何が悪かったから明子がいなくなったのかというのは、理解できないままなのである。
仕事がデキて、顔も良く、頭のキレるオレと付き合ってきて、君は何が不満なんだ?…そんなプライドの高い敏郎の傲慢な声が聞こえてきそうな5話だったため、明子がどんな気持ちで同棲していた家を飛び出していったのか視聴者にとっても大変気になるところ。次回より、いよいよ『AKIKO SIDE』へとバトンタッチとなる。敏郎には、平凡でおとなしく、恋人に従順な慎ましい女性として見えていた明子が、実は有名ワイナリー会社のお嬢様であることが分かってきた。予告で見せたのは敏郎と過ごすときには見せなかった凛とした表情で、仕事をする明子の姿。彼女は何を隠しているのだろうか。
もはや“明子無しでは生きていけない…”とばかりに、弱気な男性へと変貌してしまった敏郎のためにも、次回、「彼女のウラ世界」第6話(AKIKO SIDE)からのストーリーも見届けてみたくなった。そこまでセットで楽しんでみることで、このカップルの真実が見えてくるのだろう。第6話は7月26日(月)、深夜2:00よりフジテレビで放送される。
文=ザテレビジョンドラマ部
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