宮崎美子が、7月20日から放映開始されるマクドナルドの日本第1号店のオープン50周年を記念した新TVCM「僕がここにいる理由」篇に出演。「50年前のマクドナルドでデートをする少女」と「孫と一緒に家族でマクドナルドを楽しむ現在の女性」の二役を演じている。また、現代の宮崎の夫役として村上ショージが出演。CM楽曲には、歌手の手嶌葵による小坂明子の楽曲「あなた」(1973年)のカバーが使用されている。
同CMは、再現された日本第1号店となる銀座店のセットを舞台に、宮崎演じる中学生の少女が一つ年上の彼とデートをするもうまくいかず、50年後、現代の宮崎が2021年のマクドナルドで当時の思い出話をして懐かしむというストーリー。マクドナルドで起きた実話を基にストーリーが作られ、視聴者もマクドナルドでの家族や友人とのエピソードを思い出せるような内容になっている。
当時の店舗や街並みを再現するため、マクドナルド社内の過去のデータや、70年代の雑誌やニュースで報じられた写真を収集し、当時の店舗を知るスタッフにもインタビューを実施。二週間かけて細部まで忠実に再現し、当時の空気感が伝わるセットとなった。撮影時には、当時の銀座1号店を知るエキストラから、「そういえばこんな感じだったな」「懐かしい」という声があがった。
宮崎が演じるのは、一人二役をナチュラルに再現しなければいけない難しい役だが、50年前の衣装に身を包んだ宮崎は少女そのもの。50年前から変わらないピュアな印象や可憐な魅力がひきだされ、スタッフからは「かわいい!」「少女のような雰囲気がある」と絶賛する声があがった。宮崎は、撮影がうまくいき、OKが早く出た時に小さくガッツポーズを見せた。
そして、宮崎の夫役の村上は「CMの最後にクスッと笑えて、ほっこりとした気持ちにしてくれるような人」というイメージから出演が決まったそう。窓から顔をのぞかせるシーンは、1発カットでOKに。村上の自然な演技は、思わずスタッフが吹き出してしまうほどで、現場全体が「こんな旦那さんがいいな」とホッコリした空気に包まれた。