――タクフェスの印象も教えてください。
外から見たイメージでは、笑いあり、涙ありで、文字通り本当に笑えるし、本当に泣けるし、最後は心がじんわりと温まるという…印象というかテーマをとても感じます。
――最後に出演者がダンスを披露したり、お客さんとの触れ合いタイムがあったり…今回はまだどうなるか分かりませんが、「エンタメタイム」によって笑顔で終わるというのもタクフェスならではだと思います。
そうですね。私はアイドルとして普段からそういう活動をしているので、(舞台で踊るという)意外性はありましたが、私はすんなりと入ることができました。でも、素直に「いいなぁ」って思います。舞台を見に行って、そういう触れ合いもあったらうれしいだろうなって。
――今回の作品ではコロナ禍、そして大震災に見舞われる中でのエンタメの在り方を描いています。入山さんは今の状況でエンタメを発信することについて考えていることはありますか?
こういう状況になってから、エンタメを届けることの大変さみたいなものを痛感していて、制限されてできないこともいっぱいあったし、それで苦しいこともいっぱいありました。
今、舞台などを見に行ったりすると改めて感動するんです。この舞台を見るためにお金を払って足を運んでくれて、こういう状況下でも来てくれるお客さんがいる。出演している役者さんも、万全な感染対策をしていても全くリスクがないわけじゃない。
そんな中でみんなが「エンタメをしたい」「エンタメを届けたい」「エンタメを見たい」と思っていることを改めて感じることができて、それがすてきだなと思いました。
――東日本大震災の際は被災地訪問をされていましたね。
AKB48で被災地訪問などもさせていただいて、実際にその当時の記憶…見た景色とか、触れ合った人々とか、今でも覚えているし、すごく深く心に残っているので、今回この作品に携われるということで、そういう気持ちを大切にして、当時の経験を生かして臨みたいなと思います。
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