AKB48入山杏奈、コロナ禍で「エンタメを届けることの大変さ痛感」メキシコ留学の経験生かし俳優業にまい進<インタビュー>

2021/08/03 07:05 配信

アイドル インタビュー 独占

入山杏奈(AKB48) 撮影:永田正雄

“勝手に観光大使”の活動にも意欲


――今回演じるさゆりはどんな女の子ですか?

大学3年生で頭がいい女の子。すごくはっきりしているというか元気、活発っていう印象です。物事をはっきり言うし、お父さんとおじいちゃんがすごく変わっているので(笑)、その家族に囲まれて過ごす中でしっかり者に育ったのかなという感じがします。

――性格的にはさばさばしているようですね。

そうですね、さっぱりしている女の子かなと思います。さばさばという意味では自分と近いかもしれませんが、私はこんなにスパンスパンと物事を言うタイプでもないし、活発ではないので(笑)、割と自分とは違う子なのかなって。でも、その方がやりがいはあるなと思っています。

――入山さんは長い髪のイメージが強いですが、今回の髪形は珍しいですね。

この髪形は本当に珍しいです。前髪が長くておでこが見えていることはありますが、前髪を上げることはないので、この髪形だけでも「あ、違う人になってる」って思いました。元気な子がする髪形ですよね(笑)。まだそわそわします。

――今回も方言が大変そうです。

5年前のタクフェスも高知弁だったんですが、方言の先生に褒めていただいたんです。「耳が良いね」みたいな。それこそ今、海外で活動をしていて言語を覚えているときも「耳が良いね」と褒められるので、ひょっとしたら私は本当に耳が良いのではないかと(笑)。なので、今回の東北弁も難なくクリアできるのではないかと、自分に期待しています。頑張ります。

――演技をする中で、メキシコ留学の経験が生きていると感じることはありますか?

たくさんあります。でも、自覚はないんですけど、人から「すごく変わったね」って言われるようになりました。お芝居もそうですし、入山杏奈としても「昔と変わった」と言われることが増えました。明るくなったみたいです。

――今後やりたいことは何ですか?

本当に一番にやりたいことはお芝居ですが、海外でも活動をしていて、日本の方々にメキシコのことを知ってもらいたいし、メキシコの方々にも日本のことを知ってもらいたい。「勝手に観光大使」って呼んでいるんですけど(笑)、“勝手に観光大使”の活動もしていきたいですし、そういった自分の経験をお芝居にも生かせるようになりたいと思います。

――ちなみに今回のタイトルは「天国」ですが、入山さんにとっての「天国」な場所は?

家のベッドかな…休みの日のベッド。海外ドラマを見ながらいるベッドですかね(笑)。

――では、最後に読者へメッセージをお願いします。

「天国」という作品を、みんなで力を合わせて、大切に作り上げていきたいと思っています。皆さん、ぜひ楽しみに待っていてください。

タクフェス第9弾「天国」は10月22日(金)の名古屋公演からスタート ※提供写真

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