続いて、「アンケート クエスチョン」のコーナーで、役に関する考えを、ふたりの視点でひも解く。「自分が演じるキャラクターは、どんな性格?」「キャラクターを演じる上で、大事にしているポイント」「印象に残ってる場面、セリフ、歌詞は?」などの質問に、フリップをたてに見せたり、床に置いて見せたり、フリップ芸を連発しながら、ふたりは、おたがいの“神宮寺寂雷”への解釈を語る。
「昔のことをくやみながら、前に進んでるっていうのが寂雷じゃないかな」という速水に、鮎川が「速水さんがおっしゃるなら、そのとおり」「僕のなかでは、速水さん=神宮寺寂雷なので」と話したり、「(寂雷は)温和で仏のような性格」と寂雷の性格を鮎川が語った際には、速水も「太陽くんが言うなら、そのとおり」と答えたり、おたがいが思う“神宮寺寂雷”を認めあった。
その鮎川との息のあったトークに、速水から「初対面ですけど、おしゃべりしてると好きになっちゃった。いろいろ解けたら、飲みにいこうね」と飲みの誘いに、鮎川も喜び、M-1出場経験のある速水へ「次に、M-1、一緒に出るかもしれないですね」と返し、プライベートでのW寂雷の交流に期待を寄せていた。
さらに、今後の寂雷の成長につなげるため、おたがいの意見や演じ方を教え合う「HOW TOリーダー講座」のコーナーでは、鮎川から「ライブパート前のあおりセリフを考えてほしい!」という相談が持ちかけられる。
「(「ヒプステ」の)8月のライブ(公演)で言えたらな」という鮎川の提案に快諾した速水は、真剣に考え「私の体温とみなさんの体温をシンクロさせましょう」と言うセリフを考案する。するとさっそく、鮎川が、実際に速水が考えたセリフで寂雷を実演し、「いいですねぇ〜」「ずっと言っちゃうかもしれないです」と喜びの鮎川は、8月の「ヒプステ」で披露することを誓っていた。
和気あいあいとした雰囲気のなか、あっという間に終了の時間になり、最後に「楽しかったです!」「うれしかったです!」と、ボケをはさみつつも、熱く芝居論や苦労を語ったふたりは、初のクロストークを楽しんだこと振り返った。
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