アキラ100%、俳優業は「ある意味、芸人としてより自然体でいられる」<「劇的に沈黙」インタビュー>

2021/07/26 10:00 配信

ドラマ インタビュー

ソニーの若手俳優&芸人が共演の「シチュエーションコメディー」

【写真を見る】元々俳優を目指していたアキラ100%がドラマ出演を振り返る撮影:西村満

――今作にメインキャストとして出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
アキラ100%(以下、アキラ):こういうテレビドラマや映像でお芝居させてもらう仕事が来るのはうれしかったですし、「シチュエーションコメディー」という設定でコメディーを作ることにまずワクワク感がありました。
あとは、僕はソニーの芸人班ですけど、若手のソニー所属の俳優さんたちと共演できるということにもワクワクしていましたね。

――若手俳優たちとの掛け合いはいかがでしたか?
アキラ:僕は普段お芝居の稽古とか練習とかをちゃんとやってないんですが、皆さんすごく演技にリアリティーがあるなと。
僕なんか芸人だから無駄に大きな声出しがちなんですけど、テレビで出来上がったものを見るとちょうどよくなっているんですよね(笑)。
「ちょっと俺やりすぎてんのかな?」とかいろいろ思いましたが、皆さんリアリティーを持ってお芝居しているのが、若いのにすごいなと思いました。
僕の20代の時を考えたら、何にもできていなかったので(笑)。

――毎回ソニー芸人も出演されていますが、そちらについては?
アキラ:やす子とか若手も出ているんですけど、コウメ太夫さん、AMEMIYAさん、マツモトクラブとかも出ていて…なんていうか“人間味”というんですかね。40歳過ぎてネタ衣装を脱いだ時の哀愁だったりとか、人間臭さだったりとかがモニターで見るとめちゃくちゃ良い顔してるんですよ!
普段は芸人でネタやってますけど、そうじゃないリアリティーのある男の哀愁、切なさとかが出ていてみんなすごいかっこよかったです!

――撮影全体を振り返って、印象に残ったエピソードはありましたか?
アキラ:僕はわりと本筋の中でも気まずい中に入ってくる空気の読めない先輩という役柄だったんですけど、どこのシーンも気まずいところに入っていって、「こういうことってあるよな」っていう笑える場面に出させていただいたので、どのシーンも面白かったですね。
あとは、すごいデフォルメしたお芝居をするという意味では、柴田さん(辻千恵)とヤンキーカップルを演じたんですけど、そこは異常にデフォルメしたシーンだったので、やり切った感があって面白かったです(笑)。

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