7月22日、東京・品川のTHE GRAND HALLにてアート展「初音ミク・クロニクル」が開幕した。
2007年に歌声合成ソフトウェアとして誕生した「初音ミク」。これまで多くのクリエイターの創作により、楽曲のみならず、イラスト、動画、3DCGなど、多方面に展開・成長し、今ではバーチャル・シンガーとして世界各地でライブを行うなど、世界的な文化コンテンツに成長している。
今回の展示は、そんな初音ミクの“キャラクターとしての側面”にフォーカスしたもの。“クロニクル”の題の通り、初音ミクの歴史を年表で振り返る他、メインビジュアルの等身大立像、ねんどろいどの一部、描き下ろしイラストなどが展示される。
10年以上の歴史を持ち、多くの人に愛されてきたVOCALOIDの楽曲。展示では「あなたのメモリーメロディー大募集!」と題して、感動した曲や聴いて人生が変わった楽曲をファンから募集。「辛いときに聞いていた」「ボカロを知るきっかけとなった曲」など、ファンのコメントと共に楽曲が紹介されている。