トレセン学園の制服、レース勝負服でポーズを決めるウマ娘のコスプレイヤーたち。「強い思いと熱い友情を見ていると、『自分もがんばろう!』という前向きな気持ちが湧いてくるんです」と話すのは、トウカイテイオーで参加の“黄身玉子”さん。ゲームでの競馬はギャンブルではなくレーススポーツとして描かれ、ストーリー中ではウマ娘たちの切磋琢磨、努力、友情の熱いドラマが描かれていく。
名門メジロ一族にまつわる天皇賞ヒストリー、好走はするが2着、3着に甘んじるナイスネイチャなど、競馬ファンならニヤリとするエピソードやくすりと笑ってしまうバックストーリーも抑えられており、ゲームをきっかけに名馬たちに興味を持った女子ファンも多くいるようだ。
スマートファルコンで参加の“りと”さんも、そんな「ウマ娘」ユーザーの1人。「競馬は詳しくないですが、ウマ娘を通して実在の馬のことを調べて、どういう生き方をしてきたのかを知られたのはよかったです」と話し、テイエムオペラオーで参加の“香椎”さんは、「ビギナーズラックで100円が1200円になりました(笑)」と、初めての馬券エピソードを笑顔で答えてくれた。
ちなみに競馬ファンにはお馴染みのことだが、実際の競馬ではレースに勝つとウイニングランに移り、拍手が送られる。が! 「ウマ娘」ではアイドルライブさながらの“ウイニングライブ”が待っている。推しのウマ娘をレースに勝たせ、ライブでも魅せる。これこそが「ウマ娘」最大の醍醐味と言っていいだろう。“トップウマドル”を目指すスマートファルコンで参加の“かえで”さんは、そんなライブSHOTを披露してくれた。
現在、競馬場の入場者数には制限が設けられているが、コロナ禍の収束が見えてきた日には、「ウマ娘」で生まれた女子ファンたちがターフに声援を送る姿が見られるかもしれない。
※acosta!は新型コロナウイルス感染症対策として、検温、撮影時以外のマスク着用、人数制限など政府ガイドラインに従った予防処置を実施したうえで開催されています。
取材・文:鈴木康道
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