——このツアーを通して鬼龍院さん自身が変化したことはありますか?
自分の信じていたものは間違っていないと改めて思ったことと…痩せたことですね(笑)。
——改めて、鬼龍院さんにとって“エンターテインメント”とはどんなものでしょうか?
すごく難しい質問ではあるんですけど、今さら辞めろと言われても辞められない意地のようなものですね(笑)。たとえ、不景気になって他の職業のほうが高待遇だったとしても、やり続けることなんだろうなと。これからも受け手がいて、みんなが喜んでくれる限りは、ずっと続けていきたいと思っています。すでに僕のこだわりに付き合ってくれる、メンバーやスタッフの人生も狂わせちゃっているので(笑)。
——では最後になりますが、冒頭で“ダラダラする準備が整った”とおっしゃっていましたが、これからの展望も少し教えてもらえますか?
まだ具体的なことは決まってないので、最近オリンピックの開会式を見て感じたことでお話しすると、開会式で行われたものは国も言語も年齢も何も問わないパフォーマンスであることにすごく魅力を感じて。僕たちは刺激的なものとか、変なネタばっかりやっているけど(笑)、誰もが理解できるような普遍性のあるものもどこかで盛り込んでいけたらいいなと思うし、それが出来たら、また自分の成長にも繋がるのかなと感じました。
取材・文=原千夏
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