ボーイズグループ発掘オーディション企画「THE FIRST」から、オーディション参加者自身が作詞・作曲・振り付けまで行う“クリエイティブ審査”の3チームのメイキングMVが、YouTubeでそれぞれ公開された。
「THE FIRST」は、SKY-HIが設立したマネジメント/レーベル“BMSG”主催によるボーイズグループオーディション。SKY-HIが自腹1億円を出資して開催していることや、参加者のレベルの高さ、そしてライバル、プロデューサーといったそれぞれの立場を超えて全員が絆を深めていく姿が感動を呼び話題沸騰中。朝の情報番組「スッキリ」(毎週月~金曜朝8:00-10:25、日本テレビ系)でも審査の模様を放送している。
そんな「THE FIRST」の合宿審査で最初に行われた“クリエイティブ審査”は、既存の国内のオーディションとは一線を画す試みとなった。SKY-HIが「音楽と、彼らの心や感情、人生そのものとの距離を縮めるため、審査のためにも育成のためにも絶対に必要」と話して実施されたものだ。
ベースとなるトラックを、国内外有名アーティストのプロデュースで名を馳せるMatt Cab & MATZの2人が提供し、番組では全員でスタジオに入り楽曲を制作するシーンや、自分たちで振り付けを作っていくシーンなども見どころとなった。
今回は、参加者15人がTeam A、B、Cという5人ずつ3つのチームに分かれて制作した「“A” Life」「Good Days」「YOLO -You Only Live Once-」の3曲が、メイキングMVとして公開。楽曲の制作過程でレコーディングされた音源に乗せ、未公開シーンも織り交ぜた感動的な作品に仕上がっている。
Team Aの「“A” Life」は、ダンス世界一を4度経験したソウタ、元大手事務所育成生のレオ、SKY-HIのバックダンサーも経験したことがあるテン、小学生の頃から歌とダンスを磨きNYへの音楽留学経験もあるマナト、国内大手オーディションのファイナリストでもあったナオキの5人が、彼らの今まで、そしてこれからを真っ直ぐな言葉で綴った楽曲。デビュー前であることが信じられないほどの高いクオリティでパフォーマンスされた審査本番までの過程が、メイキング映像の中で描かれている。
Team Bの「Good Days」は、14歳のリュウヘイがコンテスト受賞者や俳優経験者など実績も年齢差もあるメンバーを徐々にクリエイティブで牽引していく姿、音楽経験のないリョウキがチームとしての音楽作りに目覚めていく姿、ダンス経験がないことに焦りを見せながら圧倒的な歌唱力を見せたジュノン、メンバーのダンス経験の差に戸惑い苦しみながら振付けを完成させていくラン、作詞・作曲経験者ながらグループを率いるということに関して苦悩するシュンスケ、といったメンバーの苦悩や成長から生まれた楽曲。メイキング映像には、そんな葛藤を乗り越えていく彼らのドラマが込められている。
Team Cの「YOLO -You Only Live Once-」は、ソロアーティストとしての活動経験もある23歳で最年長のショウタ、MCバトル等に出場してきたラッパーのタイキと比類なき才能で合宿まで進んだルイの最年少13歳コンビ、18歳で歌・ダンスともに未経験のレイ、17歳にして歌とダンスのレッスン歴が10年にもなるシュントという年齢もバックグラウンドもバラバラの5人が、それぞれの壁を乗り越えて団結力を高めながら完成させた。彼らの心温まるアットホームな10日間の物語がメイキング映像に凝縮されている。
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