マンガやアニメ、ゲームなどを原作にした“2.5次元ミュージカル”の先駆けともいえるミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)が4thシーズンに突入。一つのシーズンで描かれるのは、主人公・越前リョーマが“青学(せいがく)”こと青春学園中等部のテニス部に入部してから、全国大会で戦うまでの物語だ。
そんな「テニミュ」は、このたびの4thシーズンで大胆な変革が行われた。キャストはもちろん、演出や楽曲、クリエイティブスタッフ陣も一新。長い歴史の中で培われた「テニミュ」らしさを再定義し、「テニミュ」の新たな可能性を提示したといえるだろう。
そこで今回は、4thシーズンを担う現青学メンバー、越前リョーマ役の今牧輝琉と手塚国光役の山田健登にインタビュー。口火を切る「青学(せいがく)vs不動峰」公演の東京公演を終えた時点の率直な心境や、4thシーズンに懸ける熱い思いを聞いた。
――いよいよ4thシーズンが始まり、取材時点では東京公演の12公演が終わりました。
今牧 もう12公演終わったんですね。早過ぎました!
山田 準備していた期間が長かったので、本番が始まってからのスピード感がすごかったです(笑)。
――今の率直な気持ちというのは?
山田 自分の中では、達成感というより「まずはスタートを切れた」という感覚です。熊本公演を経て、大阪公演や東京凱旋公演もありますし。
今牧 僕もそんな感じです。毎公演、前回よりもいいものを届けられたと思いますし、これからもっともっと成長して、新しい発見ができるはず。ある意味ここがスタート地点だなと思います。
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