TPD脇あかり、“忍者”役で圧巻の殺陣を披露「足を使ったアクションは任せてください!」

2021/07/31 08:00 配信

アイドル

東京パフォーマンスドール・脇あかりにインタビューを実施! 撮影:蒼野星流

――今作の見どころといえば、舞台上で繰り広げられる殺陣のシーン!

限られた空間の中でたくさんの登場人物たちが戦うので、1テンポでも遅れたらぶつかってしまうんです。それぞれの刀との距離感が難しいです。

自分の殺陣を映像で確認するんですけど、うまくできた日と全然ダメだなと思う日があるんです。私はダンスをやっているので、どうしても上半身が上に行きがち。でも、殺陣は重心を下に落とすことを意識しないといけないんです。しっかりと体を落とせている時は、全然動きが違います。

――ダンスとは使う筋肉も違ってくるんですね?

そうなんです。だから、足が太くなっちゃって…。

――それは、筋肉がついたということですか?

決して脂肪ではないですよ(笑)。毎日のように殺陣をやっているので、どんどん足がたくましくなっています。舞台を見に来たマネジャーさんからも「足、太くなった?」って言われました。もう、アイドルには戻れないかも(笑)。

――そういえば「舞台けものフレンズ『JAPARI STAGE!』~おおきなみみとちいさなきせき~」(2019年)のヒクイドリ役でも、足を使ったアクションがありましたね。

確かに、今回と同じように蹴るシーンがありました。足を使ったアクションは任せてください!

――ゾンビ忍者との激闘の中で、斬られたり、かまれたりする時の表情が豊かだなと思いながら見ていました。

苦しい顔をする時に目を閉じてしまうクセがあるんです。だから、逆に目を開いてみようかなとか、毎日違う表情をするよう心掛けています。

――表情を作るという意味で、何か参考にしたものはありますか?

映画「エイリアン2」(1986年)を見ました。本当は平和な作品しか見られないんです。でも、恐怖とか気持ち悪さってどんな感じなんだろうと思って…頑張りました!(笑)

――舞台の後ろにいる時の“声なき芝居”にも注目!

演出のチョビさんから、セリフがない時も動きの中でしゃべってほしいと言われているんです。ミコが何かをつかんで投げるシーンでも「お願い、行くよ」って心の中で話し掛けたりして。そうすると自然に体が動くんです。

――ミコの衣装で気に入っているところは?

桜のシーンが出てくるんですけど、ミコの衣装にはお花が入っていてかわいいんです。そして、色はTPDのメンバーカラーと同じ緑。

――おぉっ!

これは偶然なんですけど、何となく縁を感じます。