2021/08/01 06:00 配信
BS12 トゥエルビでは、リー・シエンが主演を務める異色のミステリアスエンターテインメント作品、中国ドラマ「河神-Tianjin Mystic-」が、8月1日(日)昼2:00よりBS12 トゥエルビにてスタート。中国・天津を舞台に巻き起こる不可解な事件の謎に、“秘術”と“科学”で迫る二人の活躍を描いた話題作が、満を持して日本初放送される。
本作は、中国国内のレビューサイトで放送年の年間トップ5に入る高評価を得ただけでなく、広告やテレビ番組などを表彰する国際的なメディアコンクール「2018年ニューヨークフェスティバル」で複数の賞を受賞するなど、海外でも絶賛された話題作。
舞台は1900年代前半、昔ながらの中国文化と新しい欧米の文化が入り混じる「民」国時代の天津。水死体を引き上げ死の真相を明らかにする“河神(かしん)”の青年と、法医学を学んだ御曹司が、ある事件の謎を負う中で互いに知らなかった世界を垣間見、絆を深めていく姿が描かれる。
主演を務めるのは、本作での活躍を皮切りにフォーブス・アジアが選ぶ「アジアのデジタルスター100人」など数々の賞を受賞し、今最も注目されている俳優の一人となったリー・シエン。
本作で彼が演じるのは、煙を使った秘伝の術で水死した人々の魂を鎮める“河神”の青年、グオ・ドーヨウ。一見何事も斜に構え金に抜け目がない変わり者に見えるが、反面亡くなった魂と真摯に向き合う正義感も併せ持つキャラクターを、リーが魅力的に演じていく。
また、レトロで洒落た中に退廃的で怪しい空気が漂う天津を、作り込まれた町並みと抑えた色味でリアルに再現。さらに、民族的な要素を取り入れたキャラクターの衣装やヘアスタイルは、ミステリアスで独特な質感を醸し出し、そうしたリアルと虚構の融合が見る者をどんどん物語に引き込んでいく。
水が人々の生活を支える街、天津。河の神を称える祭が開かれる最中、川底から天津を牛耳る漕運商会のディン会長の遺体が発見される。水死処理隊の隊長であるグオ・ドーヨウ(リー・シエン)は、師匠から受け継いだ“煙”の術を用いることで死の真相を探り、その魂を鎮めようとする。
だが、ディン会長の息子で、ドイツで法医学を学んだディン・マオ(チャン・ミンエン)は、ドーヨウが煙の術で知り得た“真実”を信じようとはしない。超感覚的なドーヨウと科学万能主義のマオ。二人は事あるごとに対立するが、事件を解決するため渋々手を組み捜査を進めることに…。
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