シングルファーザーになったばかりの主人公・赤城俊平(重岡大毅)は、5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てながら、小さな出版社に勤めている。仕事と慣れない育児に追われている日々は、幼なじみの蒼介(仲野太賀)と再会することで一変する。
お好み焼き屋「にじや」に住み込みで働いている蒼介は、空いている2階の部屋を貸し出すことで生計を立てようとシェアハウスする相手を探していた。そんな中、俊平に再会し店に来るように誘うと、息子の陽を連れて二人で店にやってくる。
何も知らない蒼介は、俊平の妻がどんな人物か興味津々。「ママと3人で一緒にご飯食べにおいで」と誘うと、陽は俊平に「いつ?」と尋ねる。すると、みるみる俊平の表情が曇り、用事があるからと店を出て行ってしまう。そこで蒼介はようやく俊平たちが何か事情を抱えていることに気が付く。
翌日、蒼介は焼きそばを両手いっぱいに抱えて俊平の働く出版社に訪れる。そこで俊平は妻・みどり(山本美月)が取材先のヨーロッパに行った際に不慮の事故で亡くなったこと、そしてその事実をまだ息子の陽に伝えられずにいることを打ち明ける。
すると、蒼介は複数の家族で一緒に住んで子育てをシェアしようと提案。SNSに「#家族募集します」という投稿をする。
一方、5歳の娘・雫(宮崎莉里沙)を育てるシングルマザーの教師・礼(木村文乃)も、仕事には一切手を抜かず、他人に頼ってはいけないと気を張って生きていた。そんな中、夜に学校からの急な呼び出しで雫を預ける先を探していた礼が、蒼介のSNSを見つけて「にじや」にやってくる。
蒼介は雫を預かったものの心を開く気配がなく、俊平に助けを求める。不安でいっぱいの雫を笑顔にしたのは、陽だった。その後、寝てしまった陽と雫を横目に話していると、礼が仕事を終えて「にじや」にやってくる。
蒼介が「お試し体験だから料金は大丈夫です」と伝えるも、礼は「自分が自分を甘やかすと癖になるから」と話し、料金を支払って帰ってしまう。
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