蒼介がSNSに投稿した「#家族募集します」をきっかけに、ギターを持っためいく(岸井ゆきの)と息子の大地(三浦綺羅)が「にじや」にやってくる。突然の訪問に慌てた蒼介は俊平と礼を「にじや」に招集する。
しかし、蒼介はめいくの言動にイライラしっぱなし。丹精込めて作った、ソースが自慢のお好み焼きにマヨネーズやタバスコをたっぷりかけるところ、ずかずかと入り込んできてスマホを見ながらくつろぐ姿などずうずうしいところすべてに、蒼介は腹を立てていた。
みんなでお好み焼きを囲みながら食事をする様子を見て、めいくは「もうママいなくていいじゃん!」と笑いながら大地に話すと、礼は「冗談かもしれないですけど、笑えないです」と冷静に突っ込み、“家族”は不信感を募らせる。
食後、屋上に向かっためいくを追い掛けると、“家族”に対してシンガーソングライターを目指していることを打ち明ける。めいくは「シングルマザーだって、夢を捨てなくていいでしょ?」と、どこか神妙な面持ちで話す。
翌日、蒼介が昼食を買いに外に出た隙に、めいくがギターケースを担いで一人で出て行ってしまう。しばらくしても戻らないめいくに対し、蒼介は「子どもを捨てた!」と怒りをあらわにする。
いつになくいら立つ蒼介に理由を問うと、めいくが自分を置いて出ていった母親に似ていることが原因だった。蒼介はめいくを見ていると、女手一つで育ててくれた母親が突然消えた日のことを思い出してしまうと打ち明ける。
その後、夜になっても帰らないめいくを信じて待つ大地を見て、陽に背中を押された俊平はめいくを探すべく夜の町に飛び出す。
そのころ、めいくは歌を始めたころの気持ちを思い出そうとするもうまくいかず、母親としての自分と夢を追う自分の狭間で揺れていた。
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