8月13日(金)より公開の映画「フリー・ガイ」。その主演を務めるライアン・レイノルズからコメントが到着した。これまで「デッドプール」や「名探偵ピカチュウ」などの人気キャラクターを演じており、それらのキャラクターに共通する魅力は、コメディー作品でも活躍してきたライアンが得意と断言する“おしゃべり”が満載な点。そして、ライアンの証言から、その魅力は今作のガイからも存分に放たれていることが分かった。
ヒーローらしからぬ自由奔放なスタイルと過激なアクションで世界中を魅了した「デッドプール」のライアン・レイノルズ。ライアン自らが現代版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と呼ぶ映画「フリー・ガイ」では、何でもアリな“ゲームの世界”を舞台に、地味で平凡な“ゲームの脇役(モブキャラ)”ガイを演じ、“主人公=ヒーロー”を目指す姿を描く。
ライアンのこれまでの俳優人生をさかのぼると、テレビシリーズ「ふたりの男とひとりの女」や映画「セイヴ・ザ・ワールド」(2003年公開)などコメディー作品でキャリアを築き上げている。
そんなライアンは、愛されキャラとなった“デッドプール”と“名探偵ピカチュウ”の共通点について「よくしゃべることだよね。僕はそういう役が得意だから、キャラクターを楽しむことができたよ」と明かしつつ、「僕は4人兄弟の末っ子で、兄たちに負けないための子ども時代の秘策は“おしゃべり”だった。だから、痛みや苦しみをおしゃべりでごまかすデッドプールに共感できたんだ。ピカチュウのセリフは即興の部分もあるし、一つのジョークを85パターンくらい演じたりしたよ(笑)」と両キャラクターにライアンの自由なおしゃべりが活かされたという裏話を語った。
そして、ライアンが初めて(デッドプールになる前の)ウェイドを演じた「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009年公開)では、おしゃべり要素を排除された彼自身のよさを活かしきれない無言のキャラクターとなり、結果的に人気が得られなかったことからも、彼の“おしゃべり”が必要不可欠であることを裏付ける要素のひとつとなった。
そんなライアンが映画「フリー・ガイ」で演じるキャラクターは、何でもアリの“ゲームの世界”で生きる超“いい人”ガイ。ある日、自分が“ゲームのモブキャラ”であることに気付き、とあることをきっかけに主人公=ヒーローを目指して立ち上がることとなる。
ライアンのユーモアに満ちた“おしゃべり”という最大の武器はガイにも注ぎこまれているようで、ショーン・レヴィ監督は「ライアンは天才的なコメディセンスを持つ語りっぷりだった。それは、誰が見てもそう感じると思うよ」と今作で得意の“おしゃべり”を発揮したライアンを絶賛。
また、ライアン自身も「ガイはとても無邪気で、まるで5歳の子どもが人生における教育を急激に受けたみたいにとても“純粋”なんだ。彼は、物語の中で決まりが無く何でもできることを学んでいく。そこが演じていても、見ていても楽しい部分だよ」と、ルールに縛られない自由なキャラクターであるガイの魅力を語っている。
映画「フリー・ガイ」は、8月13日(金)より劇場公開。
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