<菅原小春>“身体能力”活かしハマり役続く「おかえりモネ」アスリート役に説得力

2021/08/07 07:30 配信

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【写真を見る】みごとな筋肉美…!菅原小春“鮫島”のトレーニング姿「おかえりモネ」第59回(C)NHK

「いだてん」でもアスリート役を演じていた菅原小春


車いすマラソン選手・鮫島を演じているのは菅原小春。この人しかいないだろうと思えるみごとなキャスティングである。

現在、ウィルキンソンのCMでも躍動する肉体を披露している菅原の本業はダンサー。その道では一目置かれる存在で、「第69回NHK紅白歌合戦」(2018年)で米津玄師の歌唱のときのダンスも注目された。

日頃から身体が鍛えられている。どんなに俳優が演技巧者でも、長年、全身を駆使するダンスのために鍛錬した肉体を持つこと、及び、それを駆使して目を見張るような動きをすることは難しい。

スポーツとダンスはまた違うが、ジャンルは違うとはいえ、鍛えた筋肉をもっていて、それを使って熱がほとばしるような動きを表現することがダンサー菅原なら可能であろう。実際、みごとに車いすマラソンの激しく駆る動きをしていた。

菅原小春がアスリートを演じたのはこれで2度目。大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(2019年)で日本人女性初のオリンピックメダリストで陸上競技選手の人見絹枝役で出演。四肢を大きく振って走る豪快な姿には説得力があった。彼女にとって「いだてん」がはじめての演技。期待されたアスリートの凄みに迫る動きのみならず、デリケートな心の動きも体現してみせた。

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