スティーブン・スピルバーグ監督が手掛ける初ミュージカル映画「ウエスト・サイド・ストーリー」12月10日公開＆予告編解禁

世代を超えて人々を魅了し続ける伝説のミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が映画化する「ウエスト・サイド・ストーリー」の公開日が、12月10日(金)に決定。名曲「Somewhere」に合わせて映画の見どころが垣間見える予告映像も解禁された。

1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生した「ウエスト・サイド物語」は、翌年にトニー賞2部門に輝き、1961年には映画化され作品賞含むアカデミー賞(R)10部門を受賞。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースにした物語にこめられた“異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか？”という問いかけは、不朽の名曲とセンセーショナルなダンスと共に世界中を空前の感動で包み込んだ。

そんな伝説の作品を自身の手で映画化する事を長年夢見ていたというスピルバーグ監督は、これが初のミュージカル映画となる。
主人公トニー役には、「ベイビー・ドライバー」で注目を浴びたアンセル・エルゴートが、また、トニーと恋に落ちるマリア役には、3万人のオーディションから新人レイチェル・ゼグラーが大抜てきされた。

この度解禁された映像では、物語の舞台であるニューヨークの街並みから始まる。
敵対するチーム、ジェッツとシャークスの一触即発の対面シーンはもちろん、ジェット団の元リーダー・トニーとシャーク団のリーダーの妹・マリアがダンスホールで出会うシーンなど、物語を代表する場面が次々と登場。

そんな中、予告編の中で流れる名曲「Somewhere」は、そんな異なる立場の者同士が手を取り合うことができるのか？という本作のテーマが反映されていて、対立するグループの中で引かれ合う2人の主人公にもきっと安らげる居場所があるはずという思いが込められている。

その他ミュージカルらしい華やかで躍動感のあるダンスシーンも垣間見え、スピルバーグ監督が紡ぐ新たな「ウエスト・サイド・ストーリー」に期待が高まる。