マッチングアプリの謎の美女・上田操が写真集発売! “彼女感”は「大事にしていきたいコンセプト」<インタビュー>

上田操 撮影:金澤正平

表情が豊か「百面相ですね」


――上田さんをかなり近くに感じられる写真集なんですね。具体的にどこで撮影したんですか?

夏ということもあって、海で撮影してもらいたいという希望が最初からあったんです。なので、頻繁に訪れていた鎌倉で海を背景に撮影してもらいました。あとは、学生時代に過ごした八王子周辺の街でも撮ってもらっています。

――お気に入りのページはありますか?

どのページもそれぞれ推しポイントはあるんですけど、夕方に海で撮影してもらったページがあるんです。本当は夕日を背景に撮りたかったんですけど、曇りで夕日が見えなくて…。

予想していなかった状況ではあったんですが、これはこれで普段は出せないような表情を見せられたかなって思います。抜けた顔とか力を入れていない顔にそんなに自信がなくて、プライベートでの写真をSNSに載せるときは、ほとんど笑顔とか作った表情が多くなりがちなんですけど、このページではカメラマンさんがアンニュイな表情を引き出してくれました。

――撮影時の思い出を教えてください。

学生時代に過ごしていた公園で撮ってもらったんですけど、「四つ葉のクローバーとかありました?」って話をした瞬間に下を向いたら、5秒ぐらいで見つけたんです! 幸先いいなと思いましたね(笑)。

――体作りのために食事制限などもしているそうですね。

今までは重力をかける筋トレが多くて、75キロとか90キロのものを持ち上げて強そうな体になっていた時期があったので、写真集では彼女感を出したいということもあって、女性らしい曲線を残すために調整しました。魚やお肉などのタンパク質をメインにして、サラダも取っていました。

――表情も豊かですよね。

言っていただくことが多いです(笑)。百面相ですね。友達といたりしても家族といたりしても、感情表現が激しめかもしれない。でもその分、一人でいるときは無感情かも。人といるときにエネルギーを使い切っちゃうんですよね。

――たくさん笑っているイメージが強いので意外です。

そんな勢いで笑っているんだってことを、こういう仕事を始めてから自分でも知りました。一つだけの役だったら顔の筋肉もそんなに使うことはないと思うんですけど、私以外の人格で生きるとしたらっていうのを短期間で舞台や映像作品で演じると、一人の人間として生きていた以上の表情筋を使うことになるので、そのおかげかもしれない。

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