剛力彩芽“明子”のクールな顔と屈託のない笑顔、どちらが本物?<彼女のウラ世界>

2021/08/10 21:30 配信

ドラマ レビュー

敏郎の前で見せていた明子の笑顔は本物だったのだろうか…?

「彼女のウラ世界」第8話より(C)女里山桃花/東京カレンダー フジテレビジョン ひかりTV

明子と敏郎をつなぐ“運命”は、彼女の思い出に残っている好きなドラマのワンシーンのことである。そのドラマは映像制作会社に勤める敏郎がかつて制作したものだった。自分が好きなものを作ったのが、彼氏だったという“運命”。その事実を知ったとき、確かに明子は屈託のない笑顔を敏郎に向けて、この先もずっと“幸せな運命”をたどるように見えたのだが…。明子は敏郎の元を無言で去っている。中条や社員たちの前で見せるクールな顔と、敏郎の前で見せるほがらかな顔は、果たしてどちらが本当の明子に近いのだろうか。

次週、第9話は8月16日(月)、深夜0:25よりフジテレビで放送される。急な呼び出しを受けて出社した明子を、父の愛人である成美(内田慈)が待ち構えていて、ドメーヌレヴェと自社の統合話を持ち掛けてきた。明子は、父とワイナリーを奪い更に母が病気の隙を狙ってやってきた成美に怒りをぶつける。その夜、脚本家の小宮(杉山ひこひこ)が逮捕された事を伝えるため香澄(西田尚美)が訪ねてくる。事件の対応に追われながら、他のキャストやスタッフを想う姿を見て、明子は香澄に対して心を開いていく。深夜、明子のインスタに次々と不気味なメッセージが届く。アカウントを見ると、過去に敏郎からプレゼントされた服やバッグが投稿されていた。

文=ザテレビジョンドラマ部