AKB48込山榛香、恐怖の表情に「家族から史上最高にかわいくなかったと言われました(笑)」<「未成仏百物語」インタビュー>

AKB48・込山榛香 撮影:金澤正平/衣装協力:ZAMPA COMPNY LIMITED

――演じるにあたり、意識したことはありますか?

恐怖や不安の中では血色良くないだろうなと思って、メークも「唇の色、消してもらっていいですか?」などお願いして、やつれた感じにしたり、髪もわざとボサボサにしたりしてもらっていました。顔色や服装、見た目から恐怖体験に接した心情を表現したので、そこに注目してほしいです。

――ドラマは全体的にはっきりした結末が描かれていないところに、より恐怖を感じさせますね。

そうですね。結末が分からない分、疑問が残ったまま終わる感じなので。現実にあった怖い話なので、本当の恐怖ってこんなに身近にあるんだなって思える映画だし、中でも私が出演した「見逃し」はそれを感じさせる作品になっていると思います。

――お寺のシーンは台本なしのトークのようでした。

台本はなかったですね。メンバーが集まって、ドラマについて思ったことを挙手制で言っていくという感じで。見てくださる皆さんにもドラマパートで一緒に恐怖を感じていただいて、お寺のシーンで私たちの話に共感していただけたらなって思います。

あのシーンでは、本当のお寺の方がきちんと供養をしてくださったのが良かったですね。映画で使われるかどうかに関係なく、供養はしてほしいなと思っていたので。

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