「AD-LIVE」「ヒプマイ」…ステージで知る!声優や2.5次元の魅力

2021/08/18 16:00 配信

2.5次元

名だたる人気声優が豪華共演「AD-LIVE ZERO」より(C)AD-LIVE Project

作品の世界観や表現をダイレクトに感じることができる“ステージ”。昨今の時勢柄、生で体感することはなかなか難しいが、それでもエンターテインメントの世界に触れ、感動できるステージには魅力がたくさん詰まっている。中でも、この数年の間に爆発的人気を確立した声優や、圧倒的に世間に浸透した2.5次元俳優が活躍する舞台は、彼らがなぜ人を引きつけるのか、その理由がわかりやすく見てとれる。

声だけじゃない、声優の実力と個性が爆発する舞台


アニメの声やテレビ番組のナレーションだけでなく、“タレント”としての活躍が目覚ましい声優たち。声という最強の武器に加え、声だけで演じてきたからこその演技力の高さを生かした俳優業や、普段知ることのない個性豊かな人間性をバラエティー番組で発揮し、今やその人気は止まることを知らない。

そんな声優たちの実力を堪能することができるのが舞台劇「AD-LIVE」。大まかな世界観と舞台上で起こるいくつかの出来事(ex.電話が鳴る、誰かが来る)が決められているのみで、出演者のキャラクターもセリフもすべてアドリブという、かなりアグレッシブな作品だ。

また、2019年度に開催された「AD-LIVE ZERO」の全10公演が、9月10日(金)から毎週(金)深夜2:05よりCS放送の「ファミリー劇場」で放送される。総合プロデューサーの鈴村健一をはじめ、梶裕貴前野智昭吉野裕行仲村宗悟森久保祥太郎寺島拓篤豊永利行浅沼晋太郎と、人気実力共にトップクラスの声優が出演している。

“ヒプノシスマイク”が見せる2.5次元の新たな世界とは

【写真を見る】ヒプノシスマイク初のライブ公演「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride-」より(C)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage製作委員会


声優とはまた違った角度で、漫画やアニメ、ゲームの世界観を表現しているのが、2.5次元舞台だ。今や“2.5次元”という言葉は市民権を得て、“2.5次元俳優”という新しいジャンルも確立している。ミュージカル「テニスの王子様」がその代表格と言われており、「刀剣乱舞」や「弱虫ペダル」、「鬼滅の刃」など様々な作品が舞台化されている。

2.5次元舞台の中でも、近年かなり注目度が高いのは、2017年に始動した音楽原作キャラクターラッププロジェクト“ヒプノシスマイク”の舞台。そもそも“ヒプノシスマイク”とは、総勢18人の個性豊かなメインキャラクターが6チームの分かれ熱いラップバトルを繰り広げるというもの。様々な楽曲を声優が演じながらラップするという要素に加え、バトルを彩るラップミュージックに、日本のヒップホップシーンをけん引するラッパーやトラックメーカーがクリエイターとして参加したことで、音楽ファンをも魅了。様々なメディアミックスが展開されている。

そんな舞台版“ヒプマイ”初のライブ公演「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』 Rule the Stage-Battle of Pride-」の千秋楽が、8月25日(水)夜6:00よりCS放送の「日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ」で生放送される。高野洸松田昇大水江建太荒牧慶彦ら2.5次元俳優や、7ORDERのメンバー・阿部顕嵐VOYZ BOYのメンバー・秋嶋隆斗が出演。舞台版オリジナルを含め、これまでヒプステ(=ヒプノシスマイクの舞台化シリーズ)に登場したすべてのディビジョン&キャラクターが初集結し、迫力のパフォーマンスを見せる。

その他、多数の2.5次元舞台や声優ライブの専門チャンネルが、現在映像動画配信サービス・ひかりTVで視聴できる。