生田斗真のNetflixドキュメンタリー映画「生田斗真ドキュメンタリー ~挑む~(仮)」が、2022年春にNetflixにて全世界同時配信することが決定した。本作では生田が新たに挑戦する新作歌舞伎「赤胴鈴之助」で、初のかつら合わせをした日から公演を終えるまでの約2カ月半に完全密着。生田が初めての世界に飛び込む戸惑いや、懸命に稽古に向かう真摯(しんし)な姿を描き出す。本公演は8月13日より東京・下北沢本多劇場で開幕。
生田は、1997年に連続テレビ小説「あぐり」(NHK総合ほか)で俳優デビュー以降、数々のドラマ、映画、舞台で唯一無二の役を演じ、2011年には初の主演映画「人間失格」と「ハナミズキ」でブルーリボン賞新人賞を受賞、その演技力が認められ、2019年には大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合ほか)出演。
また、2020年には向田邦子賞受賞作「俺の話は長い」(2019年、日本テレビ系)で「東京ドラマアウォード2020」主演男優賞に輝くなど着実にキャリアを重ねてきた。そして2021年、生田は新たに「新作歌舞伎」に挑戦する。
本公演は生田の高校の同級生であり、親友の歌舞伎俳優・尾上松也が、2009年より主宰する歌舞伎自主公演シリーズの最終公演「『挑む』Vol.10 〜完〜」。高校時代「いつか二人で同じ舞台に立つ」と約束した2人が、新作歌舞伎「赤胴鈴之助」で初共演し、20年来の約束を果たす。
新作歌舞伎「赤胴鈴之助」は、松也の父である六代目・尾上松助さんが子役時代に、同名漫画を原作としたテレビドラマ版の主役を務めた作品で、松也にとっては亡き父をしのぶ、思い入れ深い作品。生田は、松也演じる赤胴鈴之助のきょうだい弟子でライバルの竜巻雷之進(たつまきらいのしん)を演じる。
このたび発表されたドキュメンタリー映画では、生田がなぜ今、「新作歌舞伎」に“挑む”のか、また毎回新たなチャレンジが行われてきた歌舞伎自主公演「挑む」シリーズ最終公演で松也が抱く覚悟にも迫る。
さらに、生田と松也のインタビューでは、悲願でもあった舞台での共演を実現するに至った20年来の友情を掘り下げるとともに、人生の大半をエンターテインメントの世界で生きてきた2人の軌跡をたどる。
Netflixでは本ドキュメンタリーの配信に合わせ、新作歌舞伎公演の映像化作品の全世界配信も決定。映像は「劇団☆新感線」の舞台映像などで、映像×演劇の新たなエンターテインメントの世界を築き上げた「ゲキ×シネ」チームが手掛ける。
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