奇跡の復活・竹原慎二YouTubeの成功に見る“ガチンコ”コンテンツ人気

「竹原テレビ」をスタートさせた竹原慎二※画像はYouTube「竹原テレビ」より

元ボクシング世界王者でタレントの竹原慎二のYouTubeチャンネル「竹原テレビ」が好調だ。「竹原テレビ」のチャンネル登録者数は8月6日時点で約40万人。数多ある芸能人YouTuberの成功例と比べて、飛びぬけて多いわけではないが、動画の再生回数は群を抜いており、YouTuberとして成功している。

反響を呼んだ竹原慎二VSシバター


「竹原テレビ」が始動したのは、昨年5月1日のことだった。もともと、2019年12月21日より、ボクシング世界王者仲間の渡嘉敷勝男、畑山隆則と連名のYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」で活動していた竹原だったが、3人での活動を並行しつつ、個人チャンネルの立ち上げを決意。

竹原は2014年にステージ4の膀胱がんと診断され、余命1年を宣告されたものの、入院生活を経て奇跡的に生還した過去を持つ。「どうせ1回の命なら楽しくやりたい」「なんでもやります」と一念発起した。このやりとりは、昨年5月1日の初投稿動画で披露されている。

これまでにもっとも再生回数を稼いだのは、昨年6月28日に公開された「竹原をナメきったジムの新人王プロボクサーとガチスパーリング!元チャンピオンVS現役新人王プロボクサー」と題した動画で、1,100万回再生を超えている。

さらに、ここ最近の動画を見てもコンスタントに100万回再生超えを連発。そして最近大きな注目を浴びた動画といえば、7月31日公開の「竹原ブチギレ‼️煽り散らしたシバターをぶちのめす」と題したYouTuber・シバターとの対戦で、これまでに650万回以上も再生されている。動画には、「いままでのシバターの挑戦の中でも一番いい試合だった」「年齢を理由に逃げない竹原さんに感動」「マジで竹原さん強すぎ」などといったコメントが寄せられており、改めて竹原のすごさに気づいた視聴者も多いようだ。

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