斉藤由貴 アニメに夢中になる気持ちは「共感したし萌えるものがありました」<子供はわかってあげない>

2021/08/14 21:28 配信

映画 会見

斉藤由貴が「子供はわかってあげない」舞台挨拶に登壇

斉藤由貴が、8月14日におこなわれた映画「子供はわかってあげない」テアトル新宿先行公開記念舞台挨拶イベントに、共演の上白石萌歌細田佳央太沖田修一監督と共に登壇した。

同作は、高校2年生の主人公・朔田美波(上白石)が、シャイで素朴な青年もじくん(細田)との甘酸っぱい初恋を中心に、幼い頃に別れた実父(豊川悦司)、もじくんの兄の明大(千葉雄大)、美波の母親(斉藤)ら“ワケあり”だけれどステキな人々の中で成長していく姿を描いた青春物語。

上白石と斉藤が2人で演じる“母と子の本音が見え隠れした”というシーンについて、斉藤は「すごく泣きたい気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。美波を演じる萌歌ちゃんが、演技を超えた感情の揺れみたいなものを素直に出してくれたからじゃないのかなと思いました」と上白石の演技を絶賛。

上白石も「斎藤さんを見るだけで私も自然と涙が出てきてしまいそうな感じで。あのシーン以外でも、今でもそうなんですけど…」と話し出すと、斉藤は「なんでだろ!?」と絶妙な反応で共演者を笑わせた。

その後、斉藤は改めて「あのシーンは本当に血が繋がっているような気がしましたし、私もお芝居だっていうことを忘れて娘と母親の間にある見えない糸みたいなものを感じながら演じました」と、上白石との特別な関係性について語った。

また、「(上白石には)私の去年のコンサートにも来ていただいて、歌を一緒にデュエットで歌ったりして、事務所の先輩・後輩というより、親しみや愛情を感じているという気持ちが強いかもしれないです」と、映画以外でのやりとりも明かした。