「子どもの側にいることを優先したい」と芸能活動をセーブしていた安倍なつみ。約3年ぶりとなるメディアへの登場が、映画「パウ・パトロール ザ・ムービー」の日本語吹き替え版声優という仕事だ。久々に芸能の現場に戻ってきて、自身の中でいろいろな変化があったという安倍にいまの率直な胸の内を聞いた。
世界160か国以上で放送された人気テレビシリーズ「パウ・パトロール」の劇場版である「パウ・パトロール ザ・ムービー」(テレビ東京系)。安倍が声を演じるのは、とんでもない市長が世間を混乱に巻き込んでいるアドベンチャーシティに住む、利発で元気なダックスフンドのリバティ。安倍にとっては、初のハリウッドアニメーションの吹き替えとなる。
「本国の方の吹き替えを聞いたとき、すごく元気な声だなと思いました。あとリバティは独特の語尾で、やや癖が強い口調の子だったので、どのように演じたらいいのか、難しいなと思っていたんです。実際現場に入ってからも、音響監督さんらと試行錯誤しながら、役を作っていった感じでした」
安倍の言葉通り、リバティは明るく元気で愛らしいキャラクターではあるが、一方で芯の強さを感じられるような力強さもある。
「とにかくアフレコでは持っているエネルギーを全部出し切りました(笑)。久々のお仕事ということで、気も張っていたので、本当に終わったあとは、魂が抜けたような感じになってしまいました」
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