堂本光一、「がんじがらめの思想がいかに馬鹿らしいか、笑えてくる。毎日が再発見です」

2021/08/19 22:00 配信

芸能一般 会見

堂本光一※提供写真

堂本光一「3年前に見たお客さんもたくさん発見があると思う」


そして、「周りを見渡せば、全員実力のある素晴らしいキャストばかり。いろんなことを乗り越えてきた仲間でもありますけど、うかうかしてると置いていかれてしまうので、いろんな意味で自分の気持ちをもう一度律してステージに立たせてもらえたらな」としつつ、「3年前に見たお客さんもたくさん発見があると思う。自分も今回の100公演、毎回発見しながらできたらいいと思います」と意気込みを語った堂本。

この状況下での上演については「僕自身も、コロナ禍になってからの舞台やコンサートで、何よりお客様がルールやマナーを守ってくださっているから成立していると何度も感じています。逆に我々が安心できる環境を“頂いている”という状況を忘れずに、ステージに立たせてもらいたい」と語り、「今回さまざまな事情で観に来られない方もいると思うので…再演とか? あるいはジョンが外国人キャストで海外で上演するときに、僕らと一緒の観劇ツアーを組むとか?」と断言を避けつつ希望を。

そんな堂本について、井上は「元から分かってたことなんですけど、やっぱりスターなんだなと思いますね、普段の稽古場ではほんと、パッと横を見たら寝てるみたいな感じなのに、この前ソロコンサートの配信を見させていただいたら、やっぱり常に自分を更新し続けている素晴らしいアーティストで。でも一緒にいるときは、誰よりもシンプルで素朴、飾りっ気がない。そのギャップがすごいし、そのギャップこそがスター性なんだと思う」とコメント。

そして「今、光一くんは3年前よりエネルギッシュにいろんなことをしているんですよ。コロナ禍で状況が変わっていく中でどんどん役割が大きくなって、光一くん自身のマインドも変わって…今も、自分のコンサートをやりながら、同時進行で『DREAM BOYS』の演出も務めていて、さらにこの作品も稽古してる。信じられない活動量で…だから夕方になると眠くなっちゃうんだと思うんですけど(笑)、それくらいエネルギッシュ」と評していた。

ミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」は9月から大阪、東京、福岡で上演。

◆取材・文=坂戸希和美