原作は、女性から圧倒的な支持を得る芥川賞作家・綿矢りさによる同名小説。高校生の思い詰めた恋心や暴走する想いを描き、人間の根源的な愛を問う同作を、映画「また一緒に寝ようね」で「ぴあフィルムフェスティバル2016」映画ファン賞・審査員特別賞を受賞するなど注目を集めた若手監督・首藤凜が脚本・監督を務め、映画化する。
高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。そんな彼女は、同じクラスの地味な男子生徒・たとえ(作間龍斗)に片思いをしている。しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまったことで、事態は一変。たとえに恋人がいると思った愛はその手紙を盗み、さらに、手紙の差出人である美雪(芋生悠)に近づく。
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