人気ヒップホップユニット・Creepy Nutsが、8月22日放送の「日曜日の初耳学」(毎週日曜夜10:00-10:54、MBS/TBS系)に出演。林修のインタビューに答え、ヒップホップの味わい方や互いへの思いについて語った。
日本最高峰のラップバトルで3連覇した“日本一のラッパー”R-指定と、2019年に世界最大規模のDJ大会で優勝し“世界一のDJ”となったDJ松永によるユニット・Creepy Nuts。東京オリンピック閉会式でDJ松永がテクニックを披露し、大きな話題を呼んだばかりだ。
まずは、それぞれに頂点を極めた二人が林先生に“ラップとは”“DJとは”をレクチャーする。
即興ラップを得意とするR-指定は、そのこつを「怒られて言い訳しているときと近いかも。遅刻しただの浮気がバレただの、その時に『なんとかしないと』『なんか言わな』みたいな感じでやっているのと、非常に脳の働き方は近いはずなんですよ」と独特の表現で説明。
また、DJ松永から「言葉遊びとか比喩とか韻もそうだけど、単純に言い回しが粋。シンプルにアートとしてすごいなって思える歌詞があるから、天才だなって」と褒められると、R-指定は「あまり同じグループ内でこんな褒めない」と照れ笑いを見せた。
そのDJ松永もまた、DJ世界一の称号を持つ。DJ松永は「DJバトルってフィギュアスケートに近いのかなと思うんですよね。芸術点、アート性で競う競技だし、審査員はその道のプロだったりするので、1位と2位の差は素人目にはなかなか分からない」と分析。
そして、「完成された曲をいかに崩して目的地(新しい音楽)にたどり着くか。同じ崩し方でも、『こんな崩し方でやるのか!』っていうところで芸術点を競うので、かなりストイックな世界になってくるんですよね」と難しさを解説。
R-指定も「本来のターンテーブルの使い方と違う使い方をして、奇跡的に生まれた格好良い音なんです」とDJ松永の音楽を称えた。
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