乃木坂46が、「真夏の全国ツアー2021」福岡公演をマリンメッセ福岡で開催。グループ結成日2011年8月21日から丸10年となるこの日は、10周年を記念したメモリアル公演となり、ライブ生配信も行われた。
「スカイダイビング」から幕開けとなったライブは、「ロマンスのスタート」「サヨナラStay with me」と軽快なサウンドを立て続けに披露し、23rdシングル「Sing Out!」で冒頭ブロックを締め括った。
2019年の福岡ヤフオク!ドーム(現・福岡PayPayドーム)以来、約2年ぶりの福岡開催となり、またマリンメッセ福岡は乃木坂46にとって初開催となった同公演。
キャプテン・秋元真夏が、「本日はグループ結成10周年の誕生日です! おめでとう!」とコールすると、メンバーにまつわるプレートがたくさん置かれた大きなケーキが登場した。
「私が独唱で歌わせていただきますね」と生田絵梨花が圧巻の歌唱力でハッピーバースデーを披露。また、翌日の福岡公演が最後のライブとなる大園桃子は、「この二日間、たくさんの感謝を皆さんにお届けできるよう頑張ります!」と抱負を語った。
中盤では、ユニット曲、アンダー曲、期別曲など、バリエーションにとんだ楽曲を披露。9月22日(水)に発売する28thシングルのセンターを務める賀喜遥香は、自身がセンターを務める4期生曲「I see…」で躍動。2年前よりも遥かに成長した姿を福岡の地で輝かせた。
そして終盤では、選抜曲を中心に披露。遠藤さくらが「乃木坂46は本日10周年を迎えました。このグループに私はまだ貢献できていないし、頼ってばかりいますが、この楽曲を通じて覚悟を持つことができました」と語り、27thシングル「ごめんねFingers crossed」で本編を締め括った。
アンコールは、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」からスタート。
グループ結成から丸10年の中で、記憶に残るグループの歴史を振り返る映像とともに、NHK「紅白歌合戦」初出場時に披露した「君の名は希望」、2年連続での「日本レコード大賞」受賞曲「インフルエンサー」「シンクロニシティ」をパフォーマンスした。
そして、グループ10周年を記念して完成したばかりの新曲「他人のそら似」を披露。同曲の振り付は、1stシングル「ぐるぐるカーテン」から27thシングル「ごめんねFingers crossed」までのシングルの振り付けが全て盛り込まれていたダンスに。10周年記念楽曲ならではの振り付けは、ファンにとってたまらないサプライズのプレゼントとなった。
最後に「きっかけ」を披露し、結成10周年のメモリアル公演は幕を閉じた。
なお、9月8日(水)、9日(木)にツアーファイナルとして東京ドーム公演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、公演が延期となった。
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